バスに乗ったら、一人掛けの席が空いてる。わーい。と、ありがたく座る私。
しかし。その次のバス停で、横に立ったおばちゃん。
「可愛い赤ちゃんですねー」
おばちゃん、めっちゃ笑顔。
そうか、赤ちゃん好きなんだな。こんなろ。赤ちゃん好きに悪い人はいないぞ。こんなろ。
と思って
「ありがとうございますー」
なんて、返してみる。
しかし、おばちゃんの様子がおかしい。
手を伸ばしてきたかと思うと、
「本当に可愛いー可愛い…可愛い…」
息が荒い。
息子の頭をとっても丁寧に、撫で撫で。
んんん。あんまり知らない人にイキナリ触られるのは、抵抗あるなーおばちゃーん。
とか、思いながらも、あはは、なんて愛想笑いを浮かべてみる。
と、
おばちゃん、ちょっと屈み込んでくる。座ってるから逃げ場が無い。
息子に何故か唇を突き出して近寄ってくる。
おおおおおーい?!
なんでうちの息子、知らないおばちゃんにちゅーされな いかんのか。
まてまてまてまて!
息子を見ると、
スマイルーーー!!
駄目だ!この人、危機管理能力ゼロなんだ!!
そんな絶望的な状況で、
母ちゃんの脳みそフル回転。
咄嗟に、
「すみません!チャージします!」
と、強引に席を立つ。
ナイスチャージ!
息子のクチビル、無事でした。
ショックが過ぎて、モノクロで見づらくてすびばせん…ぐす。
★★★★★
悪気は無かったんだと、そのことだけは分かってますぞ、おばちゃん。
育児絵日記を初めから読んでみようかと思う。
そうする。
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