間違ってブログを消してしまいましたが、めげても2度目行きます。
ムーミン展行ってきました。
ムーミン、グッズを見れば買い占めたり、お家はムーミン一色な程大好きとかではないし、恥ずかしながら原作ですら読んだことがないにわかなんですが、北欧が好きになってからなんだか身近な存在になってます。すごい上から目線。
ただ、アニメの記憶はあって特に彗星の話が大好きでした。
ラストがえ?そんなおちかい!って幼心に思った記憶があります。
そして何故か覚えてるのがヘムレンさんが逆さまになって「頭に血が上る~」という台詞。
なんでかそこが印象的でした。いや絶対違う彗星の見所は。
そんなこんなでムーミンって小さい頃からすぐ隣ではないけれど、所々ひょんと現れてはいなくなるような存在で、長い間記憶にある不思議なキャラクターです。
今回は、原作者のトーベ・ヤンソンさんの原画展という事もあり、今まで触れたことのないムーミンですが、やはり北欧が好きということ。芸術に塵…もうみえないぐらいですが、かじっていたのでやはり生で見たいという事もあって高揚感で美術館に入館したのでした。
入ると迎えてくれるのが、ムーミンの仲間達とエヴァ。
何このコラボレーションww
ムーミンの隣にいきなりカヲル君が現れるさすが2015年だけありますね。
ムーミン展とエヴァ展を同時進行するセンスに既に脱帽。
エヴァはこのくらいしにて、上のムーミンと仲間達のオブジェ。
イラストはもちろん可愛いのですが、箱の下にあるカットがまた可愛いですね。
ミーだけ足跡なのがいい!
そして入り口付近にある、オブジェとマップ。
ムーミン谷が一望できます。
色んな所にムーミン達がいるのが可愛い。
でも、原作を知っていればもっと面白かったんだろうなとちょっと後悔。
一通り堪能したところでいよいよムーミン展へ入館してきました。
あんまり、内容を晒すのはよくないのかもしれないので個人的な感想を。
全体を通して思ったのが、絵というのはペンと紙があれば描けるという事を改めて実感しました。
もちろん、カラーイラストの方が華やかだし、色んな表現を現せる事が出来ます。
特に何十枚の黒いイラストが続いていきなりカラーになったら、やっぱり目がいくしじっくり見てしまううらい魅力があります。
だけど、黒と白だからこそ様々な工夫をして、伝えたい事を現す表現力のすばらしさ。
絵本の挿絵なので文章を説明しているもの、他の意味を伝えたい物色々あるんだと思いますが、それをたった1カットで現すすばらしさ。
背景にしても、キャラクターにしても。小さな小さな小物一つにしてもそのムーミンの世界が描かれているのが本当にすごいんです。
特に、版画の表現を使ったイラスト。
これは本当に見入ってしまいました。
削ることによって表す白の意味。
私の勝手なイメージですが、これは北欧の寒くて厳しい雪を表現するには塗りつぶすだけでは表現できないのではと思いました。だからこそ削って伝えているのではないかと。
原画…絵のおもしろさって描く人と見る人と受け取り方が違うのが面白いです。
もちろん描いた人の本当の意味を知るのが1番その絵の意味が分かると思うのですが、全然違うように想像するのもそれは面白いんじゃないかなと思います。
原作を曖昧に知っている時と、熟知した時ではまた違う意味が出てくるのかなと思いながら、今回は初心者としてイラストを想像したり感じたりしながら楽しむ事が出来ました。
その中で感嘆を漏らしたのは、習作やスケッチからの挿絵。
スケッチがラフなのに、雑じゃなくて丁寧。
しかもフィンランド語で文章があるとそれで1枚のイラストが完成されているんですよ。
スケッチがスケッチじゃない。
それと習作から挿絵に変わる2枚の絵。
完成されるまでの構想が伝わってきて、完成された絵には最初こんな違いがあったんだと見つけるのも楽しかったです。
最後に絵ームーミンという物語を通じて考えた事。
中々自分が住んでいる環境に不満ばかりで、都会にいる友達や親戚が羨ましかったりする毎日でした。
今も羨ましい気持ちが消えた訳ではありませんが、田舎…というか自然はたくさんの恵みを与えてくれるのだなと実感できた日でした。
オシャレなカフェも、雑貨屋さんもおいしいデリも便利なコンビニもファミレスもない。
色んな家が並ぶ住宅街も、電車も、時々聞こえる踏切の音も子供達のはやぎ声も聞こえないけれど。
うるさすぎる鳥の鳴き声や風の音。
時々香る自然の匂いと天気で変わる空の色。
名前も知らない草花達や野生の動物達がくれる田舎には田舎にしかない世界で感性を磨いていきたいと原画展を通じて学んだのでした。
…るんるんな気分で絵画を堪能していたんですが。
今日のリアル充実をしている人達の会話を抜粋しましょう。内容はうろ覚えの箇所があります。
「これなにかなぁ。なーし、いちごぉ。」
「レモンに花かな。」
「ねぇねぇこのあとまえいったおみせにいってもいーい?」
「いいけど。」
先に書きますが、私はリアル充実している人達を中傷したいとか、晒しあげたいわけでもありませんよ。むしろ楽しいので見るのも聞くのも好きですが。
デートスポットに美術館も楽しくていいと思います。ときめきめもりあってるみたいで羨ましす。
…ですが、飽きたなら黙って回れ右してもらってもいいですか?
これ、めっちゃ絵を集中してみてて想像している最中にBGMみたいに入ってきて「のぉぉぉ!」って感じでしたw
でも。書いてて思ったんですが、1枚1枚の絵を<○><○>しながら見ている人の方が、怪しかったでしょうね…えぇ。
何はともあれ、ムーミン展色んな発見があって楽しかったです。




