ようやくスウェーデンに着いたものの少し禿げ閉め(激しめって変換したらなんか出た)の雨で少しテンションが下がるものの空港からスウェーデンの首都ストックホルムへ電車で向かいます。


時速200キロとか日本の電車ではありえない程ぶっ飛ばししかも直通なので20分ほどで到着。

しかもスウェーデンは車内で切符を確認するので日本みたいな改札口ではないんですね。

駅構内までなら誰でも入れます。面白い。


駅を出てまずはホテルを探すことにしたのですが、目印になるものが地図にない…しかも豪雨。

簡単に散策ができる状態ではないのですが、とりあえず目の前のビルに走ったのですが





いきなり飛び込んで来たのは早速ヨーロッパを思わせる建物(しかも時計つき!)どーんに雨にも関わらずテンションが上がる二人。

標識も信号機も車でさえも全く日本とは違う世界が目の前にある。

ようやく日本を抜け出した事に実感できた日本時間夜中1時くらい。


興奮していると↑の建物辺りで雷2発落ちましたとさ。

爆弾落とされたのかと思った…まじで。


雷の音により冷静になった二人は地図を片手にホテルを探すが見つからない。

駅から15分実は1時間♪(この曲知ってる人はいないと思う変えてるし)っていくらなんでも嘘つき過ぎるわ!

旦那さんが言う道があまりにもおかしいので違うんじゃないとめっちゃ疑いながら道はなんか路地裏みたいになり絶対確信した。

ここは違うと。


ひどくなる雨、過ぎる時間…更に寒くなっていき途方に暮れていると奇跡が起きました。


「どうしたんですか?」


日本語上手な優しそうなスウェーデン人。

しかもイケメン


しかもイケメン


「結婚してください!」


という余裕は当時全くなくってしかも外国人に話しかけて怪しい道に連れて行かれたらという不安もありオロオロしましたが、これを逃したらストックホルムでちーんってなりそうだったのでホテルを尋ねると旦那さんの言う道とは逆方向。


ほれみたことか!(方言でだから言ったでしょ的な)


当時はどや(`・ω・´)する余裕もなくようやくホテルに行ける安心感が先でまじでRPGで道を見つけた感動に近い気分でホテルになんとかたどり着ける事が出来ました。

冷静に考えれば駅から15分です。はい、ごめんなさい。


チェックインをしてホテルの部屋にたどり着いた頃にはくったくたでもう寝てしまいたい…とぐったりなっていたのですが、更に試練が訪れます。


私の持っていたスーツケースが豪雨のせいか、ありえないぐらいの水たまりのせいか服が全部しめっている…


今すぐ日本へ帰国する!!


本気で思いましたね、はい。

寒いし冷たいし眠いしお腹空いたし言葉は通じないし場所は分からないしで外国の厳しさを知りました。

恥ずかしながらホームシックにかかりました…。


とりあえず服は旦那さんがなんとかしてくれて(私、最低w)

夜ご飯はピザハットってなんだかなじみのある名前なのはよかったものの量とこってり感が半端無く折れた心が折れそうだ…。


ようやく日本に夜が明ける頃心も体もすっかり冷え、ホテルの部屋の暖房がかからない、布団は薄い、シャワーは水しかでない…どんどん追い打ちをかける文化の違いにまじでそのまま日本に帰ろうかと思いながら翌日を迎えるのでした。


ホテルの設備は追々謎が解けたんですけどね。

当たり前が通じないってすごいわ。