綾野剛くん観たさに録っておいた
「白ゆきひめ殺人事件」を観ました。

いやいやいやいや、、、観終わった後
お腹いっぱいと言うか、胸がいっぱいというか。。
重た~い想いがドーンとひろがっていました。

原作は、湊かなえさん。

観入ってしまって、結末まで止められなくて
晩御飯の支度が大幅に遅れてしまいました(;^_^A

以前、「告白」を観て、その時の衝撃というか
救いのない哀しさというか、後味の悪さが全身にひろがって
観終わっても暫く引きずる位でしたが、
「白ゆき姫」は、最後に救いがあってちょっとホッとしました。

あぁ、でも怖いなぁ…
何が怖いって、きっと映画のようなことは、
実際現実にも沢山起きているだろうと思える所が。。。

人って、いろ~んな部分を持っている多面体で
きっと家族でさえも(いえいえ自分自身でさえも)
その全ての面を把握出来ていない、理解出来ていない
複雑な構成なんだろうに、ほんの一部分しか見ていない人間が
「○○ってこうだよね~!」って簡単に決めつけちゃう様な事を
言うのは、危険だなぁと思いました。 改めて。。。

自分フィルターとか先入観とかが混じってる場合も
結構ありそう…(゚д゚lll)

あぁ、でも、きっと自覚なく自分もやっちゃってるよ、、
反省。。。

全体の中の、沢山の中の、ほんの一部分でしかなくて、
それが全てではないのに、まるでそれだけしかないように
乱暴に断定されてしまうと、絶対悲しいと感じると思う。
(言った本人にはそんなつもりはないかもですが)
悲しいより、悔しいかな。。。
自分は悔しかった。 うん。

私も誰かにとっての、ダイアナになれたらなぁと
ちょっと思いました。
ネタバレ ↑

蛇足だけど、綾野剛くん、ゲスな役もやっぱり上手いなぁ♡