ずいぶん遅くなってしまったけれど。。。
先日、東京で開催された「場面緘黙シンポジウム」に
参加させていただきました。
10時から15時まで、場面緘黙の当事者、保護者、支援者
それぞれの立場の方々の体験談、お話を聞く事が出来て
とても勉強になりました。
☆かんもくネットさんのHPでは、
シンポジウムで寄せられた質問に対する回答が
公開されています。
かんもくネットさんHPはこちら

場面緘黙はタイプ別に5つに分類されるようで、
一口に「場面緘黙」と言っても、個人差があるのですね。
<場面緘黙の5つの分類>
【分類1】場面緘黙傾向をもつ無口な子ども
【分類2】純粋な場面緘黙
【分類3】会話や言語の問題をもつ場面緘黙
(バイリンガル含む)
【分類4】他の障碍を複合する場面緘黙
(自閉症スペクトラムなど)
【分類5】小学校中学年以降に場面緘黙の症状が生じた子ども
(不安が高い子どもが孤立感やいじめで発症する場合が多い)
*トラウマ性の全緘黙は区別する
(頂いたシンポジウム資料より抜粋させていただきました)
****************************
確かに、今までお逢いした当事者の方々を思うと、
共通している事も沢山あるけれど、
「自分とは違うなぁ」と感じる事も意外とあったりするので
なるほど!と納得しました。
私の場合は、【分類4】でしょうか。。。
(自己診断ですので、違うかもしれませんが)
当事者ゆえに、やはり当事者の方の体験談は興味深く
自分の体験と重なって、何度も切なくなりました。
けれど、今現在、数百人の前で堂々とご自身について
とても穏やかな口調で、理路整然とお話される姿は
ホントに場面緘黙だったんですか!?と感じる程でした。
こんなに精力的に活動されている経験者の方の存在は、
今現在、苦しい思いをされている当事者の方や、
親御さんたちにとって、ものすごく勇気づけられるように
感じます。
それから、そうそう!!と激しく同意したことは、
「場面緘黙を(親御さんや本人に)伝える」こと。
(ポジティブな方向で)
私も、児童精神科の先生から息子(アスペルガー)の
診断名を告知された時、「あぁ、やっぱりそうなんだ!」と
ものすごくホッとしました。
ずっと「うちの子の抱えているモノは何なの?」という
正体のわからないモヤモヤとした不安に、やっとちゃんと
答えをもらえたようでした。
問題の性質が見えてくれば、その対応方法も分ってくるし、
周囲の人に対して「なぜこのような状態になっているのか」
と説明し、理解を求める事が出来るのはすごくありがたい。
(・・・といっても、すんなり理解してもらえるかどうかは
また別の話なんですが~。。。)
そして、同じ症状で苦しんでいる人達が多くいる事、
仲間がいると思える事は、それまで、一人で自分を責めて
苦しんでいた地獄のような悲しみや孤独感から
光を見つけた様な感覚がしました。。。
きっと、場面緘黙症の症状で(そうとは気づかずに)誰にも
相談できずに一人で悩み続けている人達が沢山いるだろうと
思います。
そういった人達とも、もっともっと繋がっていけたらいいな
と思いました。
他にも、沢山印象に残ったことはあるのですが、
全部書くとメチャメチャ長くなってしまうので
またの機会に。。
今回、北海道から沖縄まで全国から参加者が集まったそうで
段々と認知度が上がってきていることを感じました。
角田先生をはじめ、お忙しい中今回のシンポジウムを企画、
開催して下さった皆さんに感謝です。
ありがとうございました。
先日、東京で開催された「場面緘黙シンポジウム」に
参加させていただきました。
10時から15時まで、場面緘黙の当事者、保護者、支援者
それぞれの立場の方々の体験談、お話を聞く事が出来て
とても勉強になりました。
☆かんもくネットさんのHPでは、
シンポジウムで寄せられた質問に対する回答が
公開されています。
かんもくネットさんHPはこちら

場面緘黙はタイプ別に5つに分類されるようで、
一口に「場面緘黙」と言っても、個人差があるのですね。
<場面緘黙の5つの分類>
【分類1】場面緘黙傾向をもつ無口な子ども
【分類2】純粋な場面緘黙
【分類3】会話や言語の問題をもつ場面緘黙
(バイリンガル含む)
【分類4】他の障碍を複合する場面緘黙
(自閉症スペクトラムなど)
【分類5】小学校中学年以降に場面緘黙の症状が生じた子ども
(不安が高い子どもが孤立感やいじめで発症する場合が多い)
*トラウマ性の全緘黙は区別する
(頂いたシンポジウム資料より抜粋させていただきました)
****************************
確かに、今までお逢いした当事者の方々を思うと、
共通している事も沢山あるけれど、
「自分とは違うなぁ」と感じる事も意外とあったりするので
なるほど!と納得しました。
私の場合は、【分類4】でしょうか。。。
(自己診断ですので、違うかもしれませんが)
当事者ゆえに、やはり当事者の方の体験談は興味深く
自分の体験と重なって、何度も切なくなりました。
けれど、今現在、数百人の前で堂々とご自身について
とても穏やかな口調で、理路整然とお話される姿は
ホントに場面緘黙だったんですか!?と感じる程でした。
こんなに精力的に活動されている経験者の方の存在は、
今現在、苦しい思いをされている当事者の方や、
親御さんたちにとって、ものすごく勇気づけられるように
感じます。
それから、そうそう!!と激しく同意したことは、
「場面緘黙を(親御さんや本人に)伝える」こと。
(ポジティブな方向で)
私も、児童精神科の先生から息子(アスペルガー)の
診断名を告知された時、「あぁ、やっぱりそうなんだ!」と
ものすごくホッとしました。
ずっと「うちの子の抱えているモノは何なの?」という
正体のわからないモヤモヤとした不安に、やっとちゃんと
答えをもらえたようでした。
問題の性質が見えてくれば、その対応方法も分ってくるし、
周囲の人に対して「なぜこのような状態になっているのか」
と説明し、理解を求める事が出来るのはすごくありがたい。
(・・・といっても、すんなり理解してもらえるかどうかは
また別の話なんですが~。。。)
そして、同じ症状で苦しんでいる人達が多くいる事、
仲間がいると思える事は、それまで、一人で自分を責めて
苦しんでいた地獄のような悲しみや孤独感から
光を見つけた様な感覚がしました。。。
きっと、場面緘黙症の症状で(そうとは気づかずに)誰にも
相談できずに一人で悩み続けている人達が沢山いるだろうと
思います。
そういった人達とも、もっともっと繋がっていけたらいいな
と思いました。
他にも、沢山印象に残ったことはあるのですが、
全部書くとメチャメチャ長くなってしまうので
またの機会に。。
今回、北海道から沖縄まで全国から参加者が集まったそうで
段々と認知度が上がってきていることを感じました。
角田先生をはじめ、お忙しい中今回のシンポジウムを企画、
開催して下さった皆さんに感謝です。
ありがとうございました。
