「君の隣に」 ~緘黙という贈り物~
さくら かよ 著

場面緘黙症の当事者である女性の体験記です。


場面緘黙関連の書籍自体少ないのですが、
場面緘黙当事者の書籍はもっと少ないかと思います。

Yさんという方が、ツイッターで紹介して下さっていて、
とても読んでみたかった本の一つでした。


$チョコぶろぐ ☆場面緘黙sun日記☆-緘黙の本



他の場面緘黙の人はどんな感じだったんだろう?って
すごく知りたくて、一気に読んでしまいました。
(幾つかの当事者のブログはちょこちょこお邪魔させていただいてま~す)

自分が場面緘黙だと知った時「自分と同じ悩みを持つ人と逢いたい!」
ってずっと思っていました。
実際に当事者同士で初めて会った時は、
「あ、ホントに私以外にも居たんだ!」って、感激しました。キラキラ



場面緘黙症の当事者同士にしか分からないであろうと思われる事など、
「あ~!それわかる!そうそう!」ってすごく共感できます。。。

「辛かったよね~、よく頑張ってきたね~!」って
ホロホロっと泣けてきそうになりますしょぼん


でも、性格や、育ってきた環境などに違いがあるから
当然と言えば当然ですが
やっぱり個人差はあるなぁと思いました。

受け止め方や、出来る事、出来ない事など、
人それぞれだなぁ、、と。



さくらかよさんは、とっても感受性が豊かで繊細な印象ですが
(緘黙当事者の共通項かもしれませんね。。)
でも芯の強い情熱的な部分もあって
一生懸命、緘黙の自分と向き合っているんだなぁと感じました。


後半に、かよさんの詩が載っていますが、
かよさんの心情が、豊かな言葉で表現されていて
とても良かったです。黄色い花