私は、「はったつしょうがい」と書く時に、
「発達障害」とはあまり書きたくなくて、
発達障碍」と書きます。


なぜかと言うと、以前、子どもが小さい頃から診て下さっていた担当の先生に
「発達障害の「害」っていう字が嫌なんだよ」と、面談の時に話していました。
「だって、「害」って「害虫」とか、「公害」とか「害になる」とか
なんだか居ない方がいいような「悪者」ってイメージで嫌なんだよ」と。。。。。


それを聞いて、私は何も言えず「・・・・」

長男は、ずっと発達障害である自分も「社会の害」みたいな
イメージで見られているんじゃないかと感じていた様でした。

その時に先生は、長男の意見にすごく同意してくれました。
そして、以前は「害」という字ではなくて「碍」という字だった事を教えてくれました。


「碍」という字には「進行を妨げる」「物事の邪魔をする」という意味があるそうです。
妨げとなるものという意味から、障碍は「身体器官への妨げ」の意味へと発展したようです。
アスペルガーは脳の機能障碍だものね。。。

一方「害」という字には、悪い結果や影響を及ぼす、
わざわい、そこなう、傷つけるなどの意味があり、
読み方は同じだけれど、正確には意味が違うようです。


当事者や支援者たちの中には、障害という字に違和感を感じ
障碍(または障がい)と書く事を推奨している方たちも増えている様です。

うちも、もちろん賛同します!
小さな事かもしれないけれど、大切なことです星