カッパドキアに近いカイセリに行ってきました。
今回は少し長いですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

街中には古いモスク、公衆浴場、商業施設や城塞があります。
以下ウィキペディアの引用です。
「古くは、カッパドキア王国の首都としてマザカ(Mazaka)と呼ばれた。カイセリの名は、ローマ帝国時代にティベリウス帝(紀元後14年-37年)が「皇帝の街」を意味するカエサレア(Caesarea)と名づけたことに由来する。6世紀にユスティニアヌス1世が築かせ、幾度かの改修を経た城砦が市内に残る。中部アナトリアの商業の中心都市として栄えた。」

中心にある城塞です。
カイセリは現在のギュル大統領の出身地。近くカイセリを訪問するとのことで、城壁に大きな青いポスターが掲げられています。

カイセリは、商業の街として知られています。
郊外には工業団地や自由貿易地域が存在します。
「アナトリアの虎」とよばれる中央アナトリアの新興企業の本拠地で、とても活気があります。

町の中心には近代的なトラムが走っていました。

中心地の広場の一部です。観光案内所が近くにありました。
***************
それでは、カイセリにまつわる小話を一つ。20年ほど前にトルコ語の授業でトルコ人の先生から教えてもらった小話です。
この小話では、カイセリ商人は商売上手で、ややずる賢いとされています。一方でトルコの北方の黒海地方の人は、呑気な田舎者として扱われています。
::::::::::::::::::::::
ある日、1人のカイセリ商人と99人の黒海地方の人が同じ飛行機に乗っていました。
機長:「乗客のみなさん、この飛行機はエンジンが故障しました。このままでは墜落してしまいます。機体を軽くするために、皆さんの荷物をすべて外に捨ててください。」
乗客は、飛行機のドアを開けて、外に放り出されないように座席につかまりながら、荷物を全て捨てました。
機長:「ありがとうございます。でも、まだ機体が重いようです。あと人間一人分軽くする必要があります。」
99名の黒海地方の人々は、飛行機の外に吹き飛ばされないように座席につかまりながら、一斉にカイセリ商人の方を見ました。カイセリ商人は、一瞬、ぎくっとしましたが、しばらく考えていいました。
カイセリ商人:「分かりました、私が皆さんのために犠牲になりましょう。その前に皆さんにお願いがあります。この私の勇気を讃えて、一斉に拍手をしてくれませんか。」
そして、99名の黒海地方の人々は、一斉に拍手をしたとさ。
************************************
オチは説明の必要ないと思いますが、念のため。
拍手をした瞬間、99名の黒海地方の人々は吹き飛ばされ、飛行機にはカイセリ商人だけが残りました。
次回もカイセリの街を紹介します。