トルコの首都アンカラには大統領府交響楽団があります。
12月14日の金曜日の夜、大統領府交響楽団のコンサートに行ってきました。
曲目は、ブラームスのピアノ協奏曲第2番とベートーベンの交響曲第5番。とってもポピュラーな2曲です。
ピアノ協奏曲の方は今まで生で聞いたことがありませんでした。第3楽章のチェロのソロのメロディーが大好きなので、とても楽しみでした。
指揮者はエロル・エルディンチ氏、トルコ人です。ピアニストはデニス・コジュヒン氏、ロシア人です。
第3楽章のチェロのソロは、私の好きな深みのあるタイプの音色でした。楽章の後半のソロで音が大きく飛んで下がるところでちょっと着地に失敗していましたが、全体的にとてもよかったです。
ベートーベンの方も、第二楽章のビオラとチェロのリエゾンのメロディーはとてもよくまとまっていました。
この大統領府交響楽団の演奏を15年ほど前にも何度か聞いたことがあります。(ちょっと上から目線ですが)ずいぶんとレベルが上がったように思います。今も細かいところで気になるところがないわけではありませんが・・・。
この交響楽団には専用のホールがありますが、音響があまり良くありません。15年前に比べて内装は良くなりましたが、音響効果などはあまり考えていないような改装です。
とはいいつつ、今シーズンのプログラムを見ると、面白そうなものラインナップなので、また、コンサートに行ってみたいと思っています。
オーケストラのウェブサイトはこちらです。
ちなみに今回のコンサートは、1973年12月に没した第二代大統領イスメット・イノニュ氏を回想するためのものでした。イノニュ氏もブラームスのこの協奏曲の第三楽章のチェロのソロのメロディーが好きだったそうです。