○日曜日ということもあり、アンカラの大型ショッピングセンターに併設されている映画館に行って、「シャーロック・ホームズ:a game of shadow」というのを観てきました。中学生ぐらいの時にシャーロック・ホームズにはまっていたことがあったので、この映画を選びました。10年以上前にはじめてロンドンを訪問した時も、一番の目的はベーカー街のホームズの家でした。
○さて、映画の方ですが、当初、日本のドラマの「相棒」のように視聴者に推理をさせながら物語が進んでいくのかと思い、英語音声とトルコ語字幕を必死で追いかけていたのですが、読み取りと推理をするにはあまりにも物語の進行が早く、ついていけません。というよりも、推理するほどのヒントが出てきません。ついていけないとほとんど諦めていたところ、どうもアクション映画の雰囲気が・・・。
○結局最後まで観ると、アクション+ちょっとコメディといった映画でした。昔ながらの表現を使えば「痛快アクション映画」といったところでしょうか。19世紀後半のロンドン、パリなどの風景や、当時の衣装など、観ていて魅かれる物があり、途中からは、アクション映画と割り切ったので、何も考えずに楽しみました。シャーロック・ホームズ役の俳優の顔、どこかで見たことがあるなあと思い、帰ってからネットで調べると「アイアンマン」の主役ロバート・ダウニーJr.でした。また、今回の映画はシャーロック・ホームズの2作目であることも知りました。
○日曜日の朝一ということもあり、観客はたったの5名。トルコで映画館と言えば、ストーリーに関係なく、途中で映画が「ブチッ」と切れ、10分程度の休憩が入ります。トイレに行きたい人や喉が渇いた人への配慮か、それとも売店の策略か・・・。
○15年以上前になりますが、トルコの或る地方都市の郊外で、屋外映画館で映画を観たことがあります。夏の間だけの営業で、屋外ですので、日が完全に沈み、暗くなる夜9時頃にならないと上映できません。8時半ごろから子ども、若者、家族連れが集まり、日本の田舎の小学校にあるような椅子に座って観ます。
○上映中には、蛾が映写機の前を飛ぶとスクリーンに影がアップで映し出され、野良猫が観客席の間を走りまわっています。救急車のサイレンや車のクラクション、ボリボリ、観客がひまわりの種やスナックをほおばる音、地面には種の皮がいっぱい。シャチと少年の友情を描いた映画のクライマックスでは、シャチが海に帰っていく際に大ジャンプをすると、観客は拍手大喝さい!・・・・・なんか、「ニューシネマパラダイス」の世界に迷い込んだような錯覚に陥ります。
○映画は基本的に好きです。受験勉強から解放された最初の大学時代の夏休み。何をしていいのか分からず、1週間に10本の映画を見たことがあります。社会人になり、東京に住んでいた時、毎日深夜までの残業。唯一の楽しみが、土曜の朝に築地でお寿司を食べ、映画館の最初の上映を観ることでした。年間に35本近くみたこともありました。
○最近は、なぜか、あまりみていません。字幕を追いかけるのが辛くなってきたこともあります。でも、今日久しぶりに映画をみて、また昔の映画好きが戻ってきたようです。次は、「ミッションインポッシブル4」とか「長靴をはいた猫」など観たいと思っています。最近、トルコ映画界も頑張っていて、面白そうな映画があります。