M.ダックスのショコラ…

(↑2022年9月5日)



1ヶ月前の9月30日は大変な日でした。

夕方に低血糖を起こしてしまい、

もう診療時間の終了していたかかりつけの病院の先生にお願いして、ブドウ糖を血管に入れてもらったのでした。


振り返ると、その日の時点ではショコラに残された時間はあと2日なのですが、当時はもちろんそんなことを知る由もなく、ショコラがこのまま元気になっていき、明日には歩いてくれるのか、それとも、このまま弱っていき、明日にも亡くなってしまうのか…どちらになるにしても対応できる心でいようと、大切に大切にショコラとの時間を過ごしていました。


〜・〜・〜・〜


それが、ほんの1ヶ月前の出来事だとは…

しょっちゃん…1ヶ月前にはここで眠っていたのに。

(↓2022.9.30)


いまだに、しょっちゃんの居なくなったことを受け入れられないで過ごしています。



  しょっちゃん、ありがとう。

  しょっちゃんに会えて幸せだよ。

  うちの子になってくれてありがとうね。

  これからは、

  心の中でいつでもしょっちゃんに会えるよね。

  もう泣かないよ。

  ありがとう。



…というような心境に、いつかはなるらしい…と、

多くの人の体験談を読んだりして想像はついているのだけれど、それがいつのことなのかまだ全然わからないまま。


毎日毎日、しょっちゃんが居ない事実を受け入れるための訓練を続けている感じ。

この訓練を続けた先に、穏やかにしょっちゃんを思い出せる日が来るのかな。


今はまだ、しょっちゃんに会いたいと…そればかり。


ぎちゃ(ぎん;柴犬;10歳)と行く夕方散歩に、

しょっちゃんの写真と分骨したキーホルダーを乗せたカートを押して出かけると、その時だけはなんだか穏やかな気持ちで過ごせます。

私がぎちゃと行くお散歩は、これで普通。

ぎちゃもこの方がなんだか楽しそう。



今日、2022年10月22日…

しょっちゃんの重積発作から1ヶ月が過ぎました。

(しょっちゃん=ショコラ;M.ダックス14歳)


どうしても後悔が残ります。

なぜ、あの日、抗てんかん薬をすぐに使わなかったのか。



あの日…9月22日の朝は、

いつもと同じ穏やかな朝から始まりました。




ショコラとぎんは午前中はかかりつけの動物病院に診察に行き…



病院の後はいつも通りにご褒美のバナナタイム。



↑バナナタイムのしょちゃぎん。

 2ワンとも嬉しそうな顔。



帰宅後、午後はしょっちゃんがあまりにもピーピーとママを呼ぶので、たくさんたくさん抱っこしました。

(しょっちゃんがピーピー呼んだらすぐ抱っこする方針でした。もう躾の必要な年齢じゃないよねってことで)


その日の午後の次男へのラインに

『しょっちゃんがピー助だから抱っこしてたらラーメンがのびちゃったよ。でも、可愛いから許す(笑)』

…なんて送っていました。


いつも通りのピー助だなぁと思っていました。



夕方…やっぱりしょっちゃんはピー助でした。

そして、珍しくお夕飯の後に少しだけ嘔吐。


ピー助しょっちゃんを抱っこしながら、

『こんなに泣くなんて、もしや、しょっちゃんはもう長くは生きられないのではないか?』

と、ふと嫌な予感がしました。


大学卒業後にあと2年だけ大学で学びたいと東京に残っている次男が、来春には帰ってくることになっていたのだけれど、それまで生きててくれるだろうか?と。

いつもしょっちゃんはピー助なのに、

その日だけは急にそんな気がしたのです。


ピー助がおさまってやっと眠ったのが20時半。



いつもの大好きなこの場所にマズルを隠して眠っていました。


その晩、最初の発作が起きたのは22時半。

いつの間にかしょっちゃんの横で眠っていた私は

しょっちゃんのピーピーで目が覚めました。

『またピー助だね、抱っこしようかな…』

と、いつも通りにしょっちゃんを見ると…

ケイレン発作を起こしていました。


本当に不思議なのですが、ケイレン発作の時って、いつもは声など出さないのに、その時は「ぴー、ぴー、…」と声を出しながら震えていました。


その後に何度も発作はありましたが、やはり声を出したのはその時だけでした。

ママを起こしてくれたんだと思います。


そして、発作がおさまってから様子を見ていて…

およそ2時間後の翌23日の0時半ごろ、2度目の発作が起きました。


重積発作…これはまずいと思いました。

どうしたら良いのだろう…と。

重積発作が起きると危険なのだと先生からも言われていたので。

それなのに…なぜ自分は抗てんかん薬の座薬を使う事をすぐに思い出せなかったのか…後悔してもしきれません。

2度目の発作が始まってからおよそ30分…

やっと、座薬の存在を思い出し、使用しました。

あの時、すぐに座薬を使用していたら、

もしかするともっと早くに意識を回復したかもしれない…。しょっちゃんは今もまだ生きていたかもしれない…。

そんな後悔の念が、どうしても拭い去れません。


しょっちゃんのお世話は出来る限りやってきたつもりでした。それでも、あの時ああすればヘルニアにならなかったかもしれない、糖尿病にならなかったかもしれない、糖尿病性白内障にも、緑内障にも…心臓病にもならなかったかもしれない…と、しょっちゃんにさまざまな病名が見つかるたびに思ってきました。


でも、1ヶ月前に起きた重積発作への対応…

それがいちばん大きな後悔です。

せっかく座薬の抗てんかん薬をもらってあったのに。


そして、予め24時間対応してくれる動物病院を見つけておかなかったことも。

重積発作のあとずっと意識が戻らないので、慌てて検索して病院を見つけ、緊急入院したのは3時半ごろでした。


9月23日は祝日でしたが、朝になってかかりつけの先生に連絡が付き、その日の夕方に転院。

先生の懸命の治療で意識を取り戻してくれました。

(最初の病院の処置もとても良かったのだとか)

何よりもしょっちゃんが頑張ってくれました。

自宅で数日間を過ごして、お別れまでの最後の幸せな時間を作ってくれたしょっちゃん…。


たくさんたくさん後悔ばかり。


ごめんね、しょっちゃん…。


大好きだよ、しょっちゃん。

ピー助、抱っこしたいよ…

可愛い可愛いしょっちゃん…
大好き…大好き…大好きだよ…

柴犬 ぎん(ぎちゃ)10歳です。

今月2日にショコラ先輩が🌈組になってから

ひとりっ子状態。


昨日の夕方散歩↓(2022.10.21 ぎん)

お散歩、いつもの折り返し地点での撮影も

やっぱりしょっちゃんが居ないと寂しい。


昨日はものすごい風で…

夕方散歩にしょちゃぎん揃って行った最後の日は

ちょうど1ヶ月前の9月21日だったなぁ、と

なんだかぼんやりと思い出していました。

1ヶ月前の夕方散歩も強風でした。


(↓2022.9.21夕方散歩)

ものすごい風にショコラの耳が煽られてました。


薄暗くても目の見えないショコラには関係なく、やる気満々で歩いてました。


(↓2021.9.21のあさんぽ)


しょちゃぎん同時散歩の時、

いつも、しょっちゃんは行きはカートに乗って

帰り道の途中から車椅子で歩いていました。

だから、私は帰りは片手でカートを押して、

しょちゃぎん両方の様子を見ながら進みました。

リードが絡まらないように進むのが大変だったっけ…。


しょっちゃんが居ないと、

お散歩がラクすぎて…寂し過ぎます。


(↑今朝のぎちゃ)

ひとりぼっちになって、いつもつまらなそう。


ほんの1ヶ月前は、あんなに楽しくお散歩してたのに…

そんなことばかりを何度も考えてしまいます。



※しょっちゃん=ショコラ(M.ダックス・14歳🌈)

※ぎちゃ=ぎん(柴犬・10歳)

※しょちゃぎん=ショコラとぎん



Because the sky is blue

it makes me cry


“空が青いから 僕は泣けてくる…”

と、ジョンは言っていたけど



青空を見ると思い出すのはショコラで

雨降りの日も思い出すのはやっぱりショコラ


青空の下でたくさん走った姿とか

「雨が降ってるからお散歩行けないよ」って

抱っこで玄関先に出て雨を眺めたこととか

(ショコラは目が見えなくなってたけど)


(2020.9.12↑ショコラ12歳)


そんなショコラの姿を

すごく鮮明に思い出せるようで

全然思い出せないような…不思議な感じ


どこを見てもショコラばっかりが見えるようで

どこを見てもショコラは居ないのだということは頭から離れないままで



1日がものすごく退屈で

家にいるとヒマすぎて…ぼーっとしすぎて…

何にもできてなくて結局忙しくなったり


(2021.10.10↑ショコラ13歳)


しょっちゃんが居ないのに

良いお天気になんの意味があるのかわからないよ


だからやっぱりなんだか泣きそうになる

と言うか…まぁ…泣いてしまうんだけど


いつか必ずお別れの時が来るって

何度も何度もその日のことをシミュレートしてたはずなのに…なんの役にも立ってなかったなぁと

その時が来てしまってから思ったりしてる



しょっちゃんの最後の一年がとても充実してたこと、早く書き始めなきゃと思うんだけど、どんなことを書いたらいいのかな。


なぜか、今、ぎんが近くに来て眠ってる…


可愛いな…

やっぱり泣けてくるよ…


およそ1年ぶりです。


先にインスタでは報告しましたが…

我が家の可愛い可愛い大切なしょっちゃん…

M.ダックスのショコラ、永眠しました。

2022年10月2日。14歳と2ヶ月の1日前でした。

(2008.8.3〜2022.10.2    14歳1ヶ月29日)


大好きだったリンゴ・バナナ・キュウリ・ゆで卵・ササミ・白菜・ヨーグルト・トマト・ボーロ・カリカリゴハン・歯磨き棒を持って行ったね。


〜・〜・〜・〜


いまだにショコラが居ないとは信じられません。

でも、ショコラはもう居ないのだと、常にそればかりが頭の中にあります。

だから、『ふと毛布の中にショコラがいるような気がする』などのような勘違いが、まだ起きないのです。

ショコラは居ないのだ…と、ただそればかり。


〜・〜・〜・〜


しょっちゃん…しょっちゃん…

大好きなしょっちゃん…

可愛い可愛いしょっちゃん…

(↑2022.9.22の朝)


しょっちゃんが居なかったら、どうやって暮らしていけば良いのかわからないよ…。

ピーピー甘えん坊さんを抱っこしたいよ…。


〜・〜・〜・〜


いつになれば、泣かずにショコラを思い出せるのか分かりません。

『この悲しみよりも遥かに大きな幸せな時間があった』

と、そんなふうに心から前向きにショコラを思い出せる日が本当にやって来るのか…全然自信がありません。


〜・〜・〜・〜


みんな、どうやって乗り越えているのだろう?

そもそも、乗り越えられるものなの?


〜・〜・〜・〜


前回の記事の最後には、糖尿病についての詳しい話は次回以降で…と記しておきながら、そのままになっていて、次の記事がショコラとのお別れの話だというのが、今更ながらに悔やまれます。

ショコラのこの1年間はとても幸せに溢れていたのに。


インスタも同じ理由で1年前からの振り返り投稿を始めたのだけど、こちらでも、ショコラのこの1年間がどれほど充実したものだったのかを書き残しておきたいなと思います。


〜・〜・〜・〜


ショコラは、9月22日の晩にてんかんの重積発作を起こし、意識が戻らなくなり入院。

(不思議なのですが、ケイレンが起きている時って、いつもは声など出さないのに、この日はママを起こすかのようにピーピーと声を出していたのです。だから最初の発作に気づけたのです。)


その後、先生の懸命の治療で意識を取り戻し…

9月26日までにはだいぶ良くなってきたものの、

9月27日には少し回復にかげりが出て、その日の夕方に退院しました。


その晩が最後になるかもしれないと思われる状況であったにも関わらず、自宅で数日を過ごし、家族全員の揃っている日曜日の午後まで頑張ってくれました。

(↑最後の晩、自らの力でぎんのそばまで歩いた)


まるで家族全員にお別れするかのように、元気な姿を見せてくれたり、最後の晩には自分からぎんのところまで歩いて行って、くっついて眠りました。


最後まで頑張り屋のしょっちゃんでした。