今日、2022年10月22日…
しょっちゃんの重積発作から1ヶ月が過ぎました。
(しょっちゃん=ショコラ;M.ダックス14歳)
どうしても後悔が残ります。
なぜ、あの日、抗てんかん薬をすぐに使わなかったのか。
あの日…9月22日の朝は、
いつもと同じ穏やかな朝から始まりました。
ショコラとぎんは午前中はかかりつけの動物病院に診察に行き…
病院の後はいつも通りにご褒美のバナナタイム。
↑バナナタイムのしょちゃぎん。
2ワンとも嬉しそうな顔。
帰宅後、午後はしょっちゃんがあまりにもピーピーとママを呼ぶので、たくさんたくさん抱っこしました。
(しょっちゃんがピーピー呼んだらすぐ抱っこする方針でした。もう躾の必要な年齢じゃないよねってことで)
その日の午後の次男へのラインに
『しょっちゃんがピー助だから抱っこしてたらラーメンがのびちゃったよ。でも、可愛いから許す(笑)』
…なんて送っていました。
いつも通りのピー助だなぁと思っていました。
夕方…やっぱりしょっちゃんはピー助でした。
そして、珍しくお夕飯の後に少しだけ嘔吐。
ピー助しょっちゃんを抱っこしながら、
『こんなに泣くなんて、もしや、しょっちゃんはもう長くは生きられないのではないか?』
と、ふと嫌な予感がしました。
大学卒業後にあと2年だけ大学で学びたいと東京に残っている次男が、来春には帰ってくることになっていたのだけれど、それまで生きててくれるだろうか?と。
いつもしょっちゃんはピー助なのに、
その日だけは急にそんな気がしたのです。
ピー助がおさまってやっと眠ったのが20時半。
いつもの大好きなこの場所にマズルを隠して眠っていました。
その晩、最初の発作が起きたのは22時半。
いつの間にかしょっちゃんの横で眠っていた私は
しょっちゃんのピーピーで目が覚めました。
『またピー助だね、抱っこしようかな…』
と、いつも通りにしょっちゃんを見ると…
ケイレン発作を起こしていました。
本当に不思議なのですが、ケイレン発作の時って、いつもは声など出さないのに、その時は「ぴー、ぴー、…」と声を出しながら震えていました。
その後に何度も発作はありましたが、やはり声を出したのはその時だけでした。
ママを起こしてくれたんだと思います。
そして、発作がおさまってから様子を見ていて…
およそ2時間後の翌23日の0時半ごろ、2度目の発作が起きました。
重積発作…これはまずいと思いました。
どうしたら良いのだろう…と。
重積発作が起きると危険なのだと先生からも言われていたので。
それなのに…なぜ自分は抗てんかん薬の座薬を使う事をすぐに思い出せなかったのか…後悔してもしきれません。
2度目の発作が始まってからおよそ30分…
やっと、座薬の存在を思い出し、使用しました。
あの時、すぐに座薬を使用していたら、
もしかするともっと早くに意識を回復したかもしれない…。しょっちゃんは今もまだ生きていたかもしれない…。
そんな後悔の念が、どうしても拭い去れません。
しょっちゃんのお世話は出来る限りやってきたつもりでした。それでも、あの時ああすればヘルニアにならなかったかもしれない、糖尿病にならなかったかもしれない、糖尿病性白内障にも、緑内障にも…心臓病にもならなかったかもしれない…と、しょっちゃんにさまざまな病名が見つかるたびに思ってきました。
でも、1ヶ月前に起きた重積発作への対応…
それがいちばん大きな後悔です。
せっかく座薬の抗てんかん薬をもらってあったのに。
そして、予め24時間対応してくれる動物病院を見つけておかなかったことも。
重積発作のあとずっと意識が戻らないので、慌てて検索して病院を見つけ、緊急入院したのは3時半ごろでした。
9月23日は祝日でしたが、朝になってかかりつけの先生に連絡が付き、その日の夕方に転院。
先生の懸命の治療で意識を取り戻してくれました。
(最初の病院の処置もとても良かったのだとか)
何よりもしょっちゃんが頑張ってくれました。
自宅で数日間を過ごして、お別れまでの最後の幸せな時間を作ってくれたしょっちゃん…。
たくさんたくさん後悔ばかり。
ごめんね、しょっちゃん…。
大好きだよ、しょっちゃん。
大好き…大好き…大好きだよ…