前回のブログで、私が少し情緒不安定になり子供の前で泣いてしまったという記事を書きました。
ブログを書いたその数日後、一通のメールが。
日本にいる私の元上司からメールでした。
色々な近況報告をしてくれ、最後に
「ブログを読んだけど、大丈夫?」と。
その上司は趣味が一緒で会社員時代、色々な所に遊びに連れて行ってくれ、たくさんの経験をさせてくれました。その会社を辞めてからも、上司を越えて、友達というのはおこがましいですが仲良くさせてもらっていました。
この私のブログはベルギーでの生活を綴ったもので、時に私の備忘録でもあり、ベルギーに興味がある人に情報を提供したり、海外生活をしている人やしたい人に向けて少しでも役に立てればなーと思って書いてました。書きたくなったときに書くこの不定期ブログ、更新もなかなかしないこのブログを一体誰が読んでいるんだろうと思いながらいつも書いていました。
このブログを書いてるということは彼女に昔伝えたことはあったのですが、まさか読んでるとは思わなくて。
メールが来たときには日本を離れかれこれもう10年以上経っている私に、しかもブログを読んで気にしてメールをしてくれる人が居るんだ、とまたウルっときてしまったのでした。
海外生活をするというのは、キラキラしているように見える反面、時には孤独で、不安で。。家族はいるけれど、いつまで続くか分からない先の見えない道を歩いてる感じ。ベルギーに馴染んでいるようで、馴染んでいない感じ。伝わりますでしょうか?
文化の違いから来るストレスや、言語の壁、外国人差別。
海外生活をしていると誰もが通る壁ではあるけれど、数年いれば免疫が出来てきて、自分自身強くなっているとは感じますが、10年以上経ってる今でも精神的に弱る時がやっぱりあるのです。
会いたいときに会えない家族や友達。遠いところに嫁いでしまったと今更ながら思うのです。
でも遠くに住んでいながら、メールをくれた先輩。
あー、私は幸せだなと思ったのです。
素敵な人に支えられてるな、と。
その一通のメールが、日本とベルギーの距離を埋めてくれました。
これからも色々辛いことがあるかもしれませんが、藤井風 先生曰く(年末からずっとはまってます)、「起こること全てに意味がある。」と仰っていたので、無理をせず時の流れに身を任せて過ごしていきたいと思います。