※ネタバレ注意


こちらの映画、劇場公開中、友人・知人その友人までどちらかというと怒りの感想のほうが多かったのです。

観てみると、わたしまだお子様だからわからないわーと言い放っちゃってもいいけど、逆に全体的にすごくシンプルな印象を受けることもできる。
でも結果すっごい複雑な思いになって意外としくしくしてました。

わからいでもないけどわかるよ、けどわからないよ!

な気持ちっていうか。

どちらかというと、感動というか心強く揺さぶられたのは、石田ゆり子さんの役どころ。

基本的にわたしはああゆう女性が苦手だし180度自分とは違うと思う。
けど、すごく身近にああいう人がいてできるだけ関わりたくないのに結局関わってしまう人がいて、その人の人生とか考えるとすっごい怖いというか逆に女としてうらやましかったりする。
自分は絶対無理だ。
あのしたたかさ。
ある意味決断のすごさっていう意味では誰よりも強かったりする。
わたしの中で最強の女性である。

わたしはミポリン役どころ的女子だなぁー…どう考えても。
すみません、石田ゆり子さん役どころ的女子様方。

でも、もう演出がおかしくてどうしようかと笑えなくてこまったよ。

どうがんばってもいろいろ無理があるところが多くて「これは笑うところなのか…???」と真剣な顔で考えながら見てしまった。

だからいろいろ複雑な思いで映画を観ていたのかなぁ… 台無し。

どんな恋愛観を持っているかですごく見方が変わる映画だと思いました。

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ジョゼ…に引き続き、一晩くらいいろいろ考えてしまったのだけど、

ジョゼはウルウルヒタヒタな感じでふんわりしてましたが、こちらは「なぜ腑に落ちない人が多いのか?」という点について考えました。

たぶん、
・わからんでもないけどなんかミポリンの役どころが女の敵っぽくしか見えない
・西島秀俊さんの役どころがポリンの役どころに恋したことに女性が好きそうなエピソードがない
・あの二人が魅かれあっていく過程に女性が好きそうな演出があまりないから軽率な行動に見えやすい
・石田ゆり子さん役どころが真っ当でいい人に見えがち

頭の中で結論が出てるのですが、うまくまとまらないなぁ。

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西島秀俊さんの役どころとポリンの役どころがもっとなにか感動的なエピソードとともに魅かれあい、石田ゆり子さん役どころにもっとネチネチとした嫌がらせを受け、葛藤の末お互い別れる道を選ぶも、最後には壮絶な感動的な偶然の再会がある。(※ミポリン的役どころさんが死ぬにしても死なないにしても。)
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というのを画面描写で激しくやったら、日本人女性がすごく好きな感じに仕上がっていると思う。
やっぱり監督が日本人じゃないからかなぁそういう表現を使ってないのだろうか?。

感情の動きだけで言うと、上の感じではあると思うのですが。

会った瞬間に激しく魅かれあっていただろうし、
石田ゆり子さん役どころのしたたかさは最強だろうし、
お互い口には出さずとも心の中で葛藤して結論を出しただろうし、
2人にとってあの再会はとても感動的だっただろうし。

なんだかんだ言ってますが、わたし的にもっと女性に好評でもいいのでは…?と思って、なんで悪評なんだろう…というのを考えた結果がこれだったというだけで、わたしはこれらの表現が意外と好きだったります。
ベッタベタな感じが苦手だから…。
もうちょっと演出が良ければ大好きな映画だったに違いないと思います。