どうしても

関わりのあった人と自分の関係が「何」だったのかを知りたいと思ってしまう私には、モヤっとした終わり方の映画。

 

原作を読んでないのでもしかすると原作を読めばもっとすっきりする部分が出るのかも。

あえてぼんやりとしたまま終わらせる演出だったのかも・・・

 

少女漫画から出てきたようなイケメンの松潤が男としてはなんとも冴えない役を演じていたところが良かった。

辛い時期を支えあった仲だったのだろうけれども。

若い女性が気の毒に思えてしまう映画だった。

 

でもきっと、あえて途中で終わってるからモヤっとした感じだけれども。

現実ならその先もずーっと人生は続くのだろうし。

 

多分、思い出す事もなくなっていく関係だったのかなとも思う。

 

誰にでももしかしたら過去に一つや二つはあるであろう「心に残る人」

 

それがたとえ悲しい過去であったとしても。

心底好きになった事は長い人生の中で生かされ続けるし

私の場合は美化はされないけど

あの頃の自分がいたから今の自分がいるのだと思う事が出来る。

 

だからきっと、その時辛かった事も未来の自分が幸せになれる為の経験値なんだなと。

 

どんよりとくらい感じの映画ではあるけれど

ある程度経験値を積んだ人にはきっと、

 

そんな時代もあったよねって思えるかも、しれない