久しぶりに小説を読みました
【雪猫】
昨年ハマっていた…
と思ったらもう一昨年だった!!!
はやーっっっ
猫弁シリーズの大山先生の作品です
真っ白のネコ『タマオ』が主人公。
ネコ目線でずっと物語が進んでいくのがおもしろかったです。
私は猫を飼ったことがないのですが
本当にこんなこと思っていそうだなぁと
感じてしまいました
作者の大山さんが本当に猫がお好きなんだと思います
最後は少ししんみりしたけど、全体的には心温まってクスっと笑える作品でした
猫弁シリーズもそうでしたが、
心温まってくすっと笑える、そんな作品作りがとてもお上手なんだなぁと感じました
そして、もう1つ猫弁シリーズと共通しているのが母親がいないこと。
母性的なものがテーマなのでしょうか??
でも、出てくる人たちがみんな愛情深くて心温まります
タマオが、ニーチェが好きで
『事実は無い。解釈だけがある。』
という言葉を大切にしているのが可愛かった
本当にそうだなぁ、深いなぁ〜
さすがニーチェ!と思いました
愛する人の幸せを願う、ネコたちの気持ちが温かくて切なかった。
そんな素敵な作品でした