こんにちは
今年は過去一生徒さんが多くて、ブログを書く時間がなかなか取れていません
今年は過去一浪人生が多く、早い時間の授業が詰まっています。本当にありがたいことです。
責任重大なので、気を引き締めて仕事に取り組みたいと思います
授業をしていて、最近すごく気になること。
それは、言語化する力が弱い子が増えてきたこと。
例えば、授業中に生徒さんと英語の長文を読んでいる時。
まず、和訳をしてもらった後で、
「この部分はどういう内容なのか自分の言葉で説明(要約)して」
とお願いすると、もう一度和訳を繰り返したり、話が支離滅裂になる子が結構いるのです。
和訳はできても、理解した内容を自分の言葉で説明することができないのです。
内容が理解できていないなら支離滅裂な説明になってしまうのは納得できるのですが、理解できている時でさえ、他人に自分が内容を理解しているとアピールできるような日本語を組み立てられないのです。
「それじゃ、あなたが理解しているのかいないのか、聞いている人には伝わらないよ」と言いたくなるくらい、言葉を組み立てられないのです。
あまりに人に論理的に説明する力がないので、
「普段、人を説得するときはどうしてるの?」
と聞くと、
「あんまり人を説得することないかなぁ」
みたいなことを言ってきた子も何人かいて、本当に驚きました。
今の子って、昭和生まれの私が子供の頃にくらべて本当に恵まれているというか、配慮もたくさんしてもらえる社会に生きています。
私が子供の頃って、厳しい(理不尽な?)大人が今より多かったと思います。
だから、何をするにも大人を納得させるために一生懸命言葉を使わないといけなかったんです。
うちの両親には、おもちゃ1つ買ってもらうためにも、なぜそれが必要なのか「プレゼン」的なことをしないといけない状況でした。
でも今ではそれが良かったと思っています。
だって大人になったら、もう誰にも守ってもらえないし、自分の力で、自分の言葉を使って生きていかないといけないんですから。
国語力って、結局、どれだけ言葉を運用する機会があったかによって決まるのであり、言葉をきちんと使わないと人に伝わらなくて困る経験がないとなかなか運用する能力って上がらないんじゃないかと思います。
問題集をいっぱいやったから力がつくとか、そういうもんじゃないよな、と。
今の大人は子供に優しすぎます。
何でも用意してあげすぎです。
でもそれじゃあ論理的に説明する力は身につかない。
だからこそ、私は「ちゃんと自分の言葉を使って説明しないと納得しないちょっとめんどくさい大人」でありたいと思っています。
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東京外国語大学卒業→イタリアに住む→イタリアで結婚→複数の塾で教室長→家庭教師として独立→2023年再びイタリアへ!
大学受験、高校受験の英語を中心に教えています。
公立中学で落ちこぼれでしたが、大学に行けるレベルになりました。
その経験を生かして家庭教師をしています。
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イタリア語、フランス語、スペイン語、ギリシア語、マルタ語、ハンガリー語など、言語を勉強するのが趣味です。(英検1級、イタリア語検定1級)大学入試問題を解くのも大好きです