こんにちは
毎年のように、予備校に通っている浪人生のフォローをしています。
その中で感じることは、予備校のカリキュラムは必ずしも効率的に成績を上げる仕組みにはなっていないので、基礎から積み上げていきたい人には向かないということです。
予備校は、「英文法」「英作文」「長文読解」などの講座が春から一斉に始まります。
英文法は、時制、助動詞、受動態など、毎週1項目ずつ進み、全部終わるのに半年以上かかります。
にもかかわらず、長文読解や英作文などの授業も同時に始まります。
その中には当然、まだ文法の授業では扱っていない分詞や関係詞も出てきます。
予備校の文法の授業をあてにしている子は、ここで躓くことになります。
学校の教科書なんかは、まだ習っていない文法は使わない英文が使われていて、そのあたりの配慮がありますが、予備校のテキストを見る限り、いきなり難しい文がたくさん出てきています。
これって、最初からある程度分かっている子でなければきちんと消化できないってことですよね。
それでよく、「予備校のフォローをして欲しい」という依頼をいただくのですが、授業を進めていくにつれて、もっと基礎からやり直しをしないといけないことが分かってきて、結局、「先に英文法をしあげよう」という方針に変わってきます。
また、だいたいこういう子は、英語学習で1番大切な単語暗記ができていないので、予備校の予習復習を無視してでも、単語暗記に時間を使うように指示することになります。
基本的な文法、単語がわかっていないのに、長文読解や英作文をやろうとしても時間ばっかりかかるだけです。
予備校を盲信するのは危険。
自分の力を正確に把握しましょう。
基礎ができていないなら、まずは英文法のドリル学習、英単語の暗記を終わらせてしまいましょう。
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東京外国語大学卒業→イタリアに住む→イタリアで結婚→複数の塾で教室長→家庭教師として独立→2023年再びイタリアへ！
大学受験、高校受験の英語を中心に教えています。
公立中学で落ちこぼれでしたが、大学に行けるレベルになりました。
その経験を生かして家庭教師をしています。
普通に中学から英語を始めた普通の受験生のお役に立てると思います！
イタリア語、フランス語、スペイン語、ギリシア語、マルタ語、ハンガリー語など、言語を勉強するのが趣味です。（英検1級、イタリア語検定1級）大学入試問題を解くのも大好きです