こんにちは
生徒さんではない方から、勉強法についてご質問をいただくことが多くなってきました。
今日は、よく質問をいただく「鉄壁」について
「鉄壁」という単語帳があります。
「鉄壁」についてはこちらに書いています。
私は、この単語帳はすごく好きなのですが、正直、勉強好きで、根気があり、時間がたっぷりある生徒さんにしかおすすめはできません。
語源が説明されていたり、イラストがのっていたりするので、読む感覚である程度の単語が頭に入るのはとても良いと思います。
でも、掲載されている見出し語の数が他の単語帳より多いため、反復学習がしにくいし、出る単語から順番に掲載されているわけではないことから、単語帳学習が成績に反映されるのに時間がかかるというデメリットがあります。
「鉄壁」を使っていたのに、高3になってもまだ「基礎単語」が身についていない子は本当に多いです。そして、結局「シス単」を使うことになってしまう。。。という子を結構見てきました。とにかく挫折率が高いのです。
だから、「鉄壁にチャレンジしたい」という子には、「まず何週間かお試しで使ってみて、そのまま続けられそうなら使っていこう」と言っています。
私のおすすめの勉強法は、シス単やLEAPのような標準レベルの単語帳で、まず頻出の単語を身に付けてしまい、あとは長文をたくさん読みながら、そこに出てきた単語をどんどん覚えていくことです。
もしくは、私が高校生の時にやったように、文を読みながら覚える単語帳を簡単なレベルから順に仕上げていくのもいいと思います。
以下の「速読英単語」は「入門編」→「必修編」→「上級編」の順にやるのがおすすめです。
結局、言葉って、文の中で覚えたものが一番記憶に残りやすいし、長期記憶になりやすいです。ストーリーと一緒に覚えられるので。
生徒さんの中には、「パス単」や「ターゲット」のような羅列型の単語帳でもどんどん覚えていける子がいますが、だいたいの子は苦戦しています。最終的には長文で何度も触れていくことで定着させていけばいいと思います。学校で読む教科書の長文だって大切な経験になるのですよ。
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東京外国語大学卒業→イタリアに住む→イタリアで結婚→複数の塾で教室長→家庭教師として独立。
大学受験、高校受験の英語を中心に教えています。
公立中学で落ちこぼれでしたが、大学に行けるレベルになりました。
その経験を生かして家庭教師をしています。
普通に中学から英語を始めた普通の受験生のお役に立てると思います！
イタリア語、フランス語、スペイン語、ギリシア語、マルタ語、ハンガリー語など、言語を勉強するのが趣味です。（英検1級、イタリア語検定1級）大学入試問題を解くのも大好きです