こんにちはおねがい


最近、近代言語学の父と呼ばれているフェルディナン・ド・ソシュールの「一般言語学講義」をフランス語で読んでいます。




ソシュールの「一般言語学講義」は、言語学だけでなく、哲学を学ぶ人にとっても、必読書になっています。


この本は、ソシュール自身が書いたものではなく、ジュネーブ大学で、彼の講義を聞いた学生たちが、彼の死後、講義ノートをまとめたものです。


学生たちが、これは、世に出さなければ、と思うほど、素晴らしい授業だった、と言うことですね爆笑!!


ソシュールは、「言葉とは何か」に徹底的に向き合った人です。


それまでは、言葉とは、物につけられた、単なるラベルだ、という考え方が一般的でした。


ただ、そうすると、言語間で、対象となる物の切り取り方が異なることが説明できません。


例えば、


日本人にとっては、「水」と「お湯」は違うものですが、英語ではどちらもwaterだったり


日本人は、「チョウ」と「ガ」を区別するけれど、フランス語ではどちらもパピヨンだったり


私たちにとってもは当たり前のピンクと赤の区別がない言語があったり。


そう、人間は、「言葉」によって世界を切りとって見ているんですよね。


当たり前と言えば、当たり前ですが、ソシュール以前は、このように考えられていなかったんです。


いろんな言語を学ぶ醍醐味って、まさに、この、様々な言語の世界の切り取り方を学ぶことなんですよねピンクハート


日本語だけでも、日本では十分生きていけますが、いろんな言語をやることで、さまざまな世界観が勝手に身につくので、本当におすすめです。

(ちょっとかじったくらいでは分からないのが、語学の大変なところですがアセアセ


大学生の頃、ソシュールは、一度大学の言語学の授業で読んだのですが、あの時よりさらにたくさんの言語を勉強している今、読んでいて納得できる部分が増えています。

単純に、あの頃より歳をとって、視野が広くなったから、というのもあると思います。


ソシュールの本は、日本語でもたくさんありますが、やはり、フランス語で読むのは違うな〜と思います。


ソシュールの思想がきちんと理解できる。


フランス語ができて、良かった!と思えますラブラブ


難しい部分もあるけど、丁寧に読んでいこうと思います。






ぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶーぶー

 

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東京外国語大学卒。

高校時代、英語の偏差値80超え。中学から普通に英語を勉強し始め、留学なし、独学で英語をマスターしました!普通の中学生、高校生のお役に立てると思います。

 

 

個別指導塾教室長を経て、独立。オンライン家庭教師、フリーの講師をしています。1対1の指導にこだわっています。
英語を中心に教えています。
早稲田大学、慶應大学、立教大学 受験、合格経験あり。
難関大学の英語の入試問題を毎日解いています!