こんにちは
私は、最近まで複数の塾の教室長として勤務してきました。
個別指導塾の多くは、塾専用教材と呼ばれる教材を使用しています。これは大手なのか小規模の塾なのかは、あまり関係ないように思います。
私は大手と言われるような個別指導塾にいましたが、他の塾を見てみても、塾オリジナルの教材があるところは稀です。みんな同じ教材を使っています。だから、よく、転塾してきた生徒さんが、「この教材使ったことがある」ということがよくあります。
大学受験に関しては、塾専用教材は、あまり良いものはないな、というのが正直なところです。
これは、他塾の塾長さんたちも同じ意見だったし、実際、個別指導で講師に使用させてみても、「使いにくい」と言われることが結構ありました。
大学受験に関しては、市販の教材が驚くほど充実しているので、個別指導塾でも、市販の教材を使っているところが多いです。よく、塾専用教材を使っている塾の塾長さんが「塾のルールがあるから、仕方なく使っている」と愚痴っていることがありました。（
大手塾の闇
）
市販教材は、予備校講師が書いているものが多く、実際に生徒に寄り添ってきた経験が生かされていて、質が素晴らしいです。大学受験に関しては、市販教材が圧勝です。
対して、高校受験までの教材は、塾専用教材が、非常に充実しているように思います。
まず、基礎から発展までバランスよく網羅している「新中学問題集」です。新中問と呼ばれているものです。
私立中学でよく使われていますね。
中学生用の市販の教材は、問題数が少なく、練習をもっとしたいな、と思うことも多いのですが、新中問は、問題数も多く、しかも、本当に理解しているかを確認できる良い問題が多いので、使いやすいです。
英語は、新中問標準編を使えば、中学文法はかなり深くしっかり学ぶことができます。語学は、初級の段階では、ドリル学習が有効です。そのドリル学習を、たっぷりできる教材です。発展編は少し難しいですが、標準編がしっかり理解できている人にはかなり良いと思います。
私は、高校生でも、中学文法が若干危ないな、という人には、新中問をお勧めすることがあります。
文法の核となる部分は、中学で学びます。高校文法は、それを少し発展させるだけだからです。
数学は、問題数も多く、少し難しい問題も含まれているので、演習に最適です。標準編を一通りやれば、公立高校入試の基礎は、身につくと思います。
英語に関しては、「シリウス」も良いと思います。新中問のように、ドリル学習で基礎文法を脳に染み込ませていくことができます。
また、理科と数学は「WinPass」が個人的に好きです。程よく考えさせる問題が入っています。
教科書準拠の問題集では、「必修テキスト」が非常に使いやすいです。
市販の問題集より量が多く、比較的難しい問題も含まれているので、定期テストで80点以上取りたい人におすすめです。個人的には、理科の問題がとても良いと思います。
これらの問題集は、塾専用なので、本屋さんで買うことはできません。
ただ、最近は、メルカリなどで中古品を買うことができるので、興味のある方は、是非、探してみてください。
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ご自宅、または貸し教室で授業をします。
【現在は、コロナのため、オンラインのみ】
東京外国語大学卒。
高校時代、英語の偏差値80超え。中学から普通に英語を勉強し始め、留学なし、独学で英語をマスターしました！普通の中学生、高校生のお役に立てると思います。
個別指導塾教室長を経て、独立。家庭教師、フリーの講師として、大阪、京都で指導しています。1対1の指導にこだわっています。
英語を中心に教えていますが、小学生、中学生の全科目、高校生の英語、数学(文系)、現代文、古文も対応しております。
早稲田大学、慶應大学、立教大学 受験、合格経験あり。
難関大学の英語の入試問題を毎日解いています！