2029中学受験組 塾なし家庭学習(小3 2月スタート)

2029中学受験組 塾なし家庭学習(小3 2月スタート)

金融機関のIT部門でプロジェクトマネージャーをしているワーキングマザーです。
数学科出身で効率重視の私と、週5サッカーのわんぱく息子が、塾なしで中学受験に挑む記録です。

前回の記事では、中学受験の勉強を始めて半年が経ち、算数がどこまで進んだのかを書きました。

 

予定していたよりも進みは遅いものの、計算や図形を中心に、少しずつ勉強を進めています。

そんな中、この半年間で、勉強の進捗以上に嬉しかったことがあります。

それは、息子が、「算数、好きになってきた」と言うようになったことです。

「けっこう楽しい」と。

これは、親として本当に嬉しい変化でした。

「できる」から「好き」へ

私は学生時代、大学で数学科に在籍していました。

そして、大学生の頃には塾講師のアルバイトをしていて、小学生や中学生に算数・数学を教えていました。

なので、子どもに勉強を教えること自体は、それほど苦ではありません。

どう説明すれば分かりやすいか。

どこでつまずいているのか。

どんな順番で教えれば理解しやすいか。

そういうことを考えるのは、昔から好きでした。

塾講師をしていた頃も、生徒が「分かった!」と言ってくれるのは嬉しかったですし、できなかった問題ができるようになるように、一生懸命教えていました。

でも、今になって改めて思うのは、

「勉強ができるようにすること」と「勉強を好きにすること」は、ちょっと違う

ということです。

「できるようにする」ためには、教える側が工夫することができます。

分かりやすく説明する。

問題を選ぶ。

繰り返し練習する。

間違えたところを復習する。

そうやって、ある程度は「できる」状態に持っていくことができます。

でも、「好き」という気持ちは、そう簡単には作れません。

最後は本人の内側から出てくるものだと思います。

だから、息子が自分から「算数、好きになってきた」と言ってくれたことは、教える側としても、本当に嬉しかったです。

学校では、算数を教える側に

一学期中、息子は、学校では周りの子に算数を教えるような立場になっていたようです。

半年前には、そんなことになるとは思っていませんでした。

学校の算数は、中学受験の算数と比べれば、まだまだ易しいものです。

そのため、今の息子は、「自分は算数ができる」という感覚を持てているのだと思います。

そして、その感覚が、

「もっとやってみたい」

「算数って面白い」

という気持ちにつながっているのかもしれません。

塾にはまだ入っていないので、同じように中学受験を目指している子たちと比べて、自分がどのくらいの位置にいるのかは分かりません。

だからこそ、今は周りと比べることなく、「やればできるんだ」という感覚を持ちながら勉強できているのだと思います。

これは、今の段階ではとても大切なことなのかなと思っています。

「なんでそんなこと知ってるの?」

そして、もう一つ嬉しいことがあります。

計算の工夫などを教えていると、息子が、

「なんでそんなこと知ってるの?」

「なんでそんなこと思いつくの?」

と聞いてくることがあります。

……そりゃあ、私は数学科でしたから(笑)。

それに、学生時代は塾講師もしていました。

とはいえ、息子からすると、私が大学で何を勉強していたのかなんて、普段はあまり意識していないわけです。

だから、家で一緒に勉強していると、「お母さん、色々知ってるんだ」という感じになるのでしょう。

最近は、以前よりも私のことを少し尊敬してくれているような気がします。

実は、親子関係が心配でした

中学受験の勉強を始める前、私が心配していたことの一つが、親子関係でした。

親が勉強を教えると、どうしても、「なんでこんなことが分からないの?」とか、「さっきも説明したでしょ」とか、言いたくなってしまう。

私自身も、塾講師をしていたときには、生徒に対してはある程度冷静に接することができました。

でも、自分の子どもとなると、やっぱり難しい。

できないところを見ると、どうしても「もっとできるはず」と思ってしまいます。

だから、勉強を始める前には、親子関係が悪くならないようにしないとな、と少し心配していました。

ところが、半年たってみると、意外なことに、以前よりも息子との関係が良くなったように感じています。

中学受験に向かって頑張る「同志」のような絆が芽生えているように思います。

「やればできる」という気持ち

この半年間で、息子に「算数が好き」という気持ちが芽生えてきたこと。

そして、「やればできるんだ」という感覚を持てるようになったこと。

私は、この二つがとても大きいと思っています。

中学受験ということだけを考えれば、もっと先へ進まなければならないのかもしれません。

もっと難しい問題をやらなければいけないのかもしれません。

今の勉強量では足りないのかもしれません。

そのあたりについては、私自身もいろいろ考えています。

でも、少なくとも今、「算数って面白い」と思ってくれている。

これは、何よりも大切にしたいと思っています。

せっかく芽生えてきた「好き」という気持ちを、親が受験を意識しすぎることで潰してしまいたくはありません。

だから今は、少し遠回りに見えても、

「分かる」→「できる」→「楽しい」→「もっとやってみたい」

という感覚を大切にしながら、もう少し進んでみようと思っています。

 

ただ……。

ここから先は、少し悩ましい問題があります。

中学受験をするのであれば、今のペースのままで本当に間に合うのか。

そして、息子が大好きなサッカーと、中学受験の勉強をどう両立するのか。

このあたりは、私自身もまだ答えが出ていません。

次回は、そのあたりについて書いてみようと思います。