昔から自分に自信がなくて容姿端麗でも無ければスポーツ万能とかでもないし素晴らしい歌声を持っているとかでもなくつまらない人間だなとずっと思っていてなんだかんだそれは今も変わらないんだけど、唯一バンドをやっている時音の中に自分が入り込んでいる時自分がやりたい表現ができるような気がしてその時だけは自信に満ち溢れた時間がやってくるんだよな。だから俺にはこれしかないと思って音楽という道を選んだんだけど、今日タワレコに行って自分たちのCDが並んでるのを見た時なんか笑えたんよ。嬉しすぎて。俺は飽き性で、やりたい!と思ったことでもほとんど長続きはしなくてどうしようも無いなと思ってたけど音楽だけは嫌なことや辛いことや自分を殺したくなるようなことがあっても何とか腐らずやれた。腐らずやりたいと思えるものだった。でもそれはきっと陰ながら応援してくれる友達や家族、そしてバンドという一緒の船に乗ったメンバーが居て初めて実現する事だと思える。俺は全然大人じゃないから周りの人間への怒りや嫉妬、劣等感なんかはたまに抱いてしまうけれど、感謝できる人には感謝をしながら自分を信じた結果少しだけこうして形になったのかなと思う。もちろんまだまだゴールじゃないし(ていうかゴールなんて考えたことないけど)ただの経過点でありバンドとしてはここからなのでギアをまた入れて踏ん張ってみる。世の中がこんな状況だからやりたいこともスムーズにできないし、不自由な生活が続いてしまうけど「聴きたい」と思う人がいる限りはどうにかしてその人の願いを叶えてあげたい。どんなにいいメンバーが揃ってもいい曲ができても届かなかったらまるで意味が無いのだから。




相変わらず自分の事はあんまり好きになれないし、こんな世の中胸張って生きていくのも簡単じゃないしむしろバンドが無かったら死んだ方がマシなような気もする。でも今全世界の人達がこの苦しい状況下にいることはある意味では平等でみんな辛い気持ちを共感できるということでもある。しんどい、不自由、楽しくない。めちゃくちゃわかる。心から笑える日が無くなった訳では無いけど必ず心のどこかにモヤモヤしたものがある。だけどもう、俺らが何を言っても世の中はそう簡単には変わらないのよ。だから大切なのは次に何をしていくか。色んなバンドがそれぞれのやり方でオーディエンスを、流れを変えていこうとしてる今ピンフには何ができるだろうか。もう少し答えを出すには時間がかかるかもしれないし、簡単じゃないかもしれない。ついてこいよとは言わない。だけど好きでいてくれたら、いてくれるなら、きっと満足してしまう事をやってやろうと思う。幸いワクワクする新曲たちも沢山できてる。自分達が楽しむのは大前提だけど、聴いてくれる人があっての音楽。どうにかこうにか届けてやるぜ。

だから見守っててね。

そして待っててくださいね。よろしくおねがいね。