4匹のネズミが共同生活をしていて、3匹は春、夏、秋の間にせっせと冬の準備をするんだけど、フレデリックだけは「色」やら「音」やら抽象的なものを集めているんだと言い張って動かない。いざ冬になって蓄えを食い潰した時、「君の集めていたものはどうなったの?」と問われたフレデリックは、詩でみんなの気持ちを暖めて称賛される。

みんなフレデリックに憧れたと思う。俺も、今でもそう。でもフレデリックだって他のネズミがいなかったら餓死してしまうから、環境に恵まれないと続けられない。結果が出ない負い目からいつの間にか働きネズミになっている人もいる。

でも働くネズミも受け手として優れていないとフレデリックの詩を楽しめなかったわけで。心の豊かさだけは、失いたくないものだね。

いやー、フレデリックになるのは本当に難しいねって話にしてしまうのは簡単なんだけど。でもみんながフレデリックに魅力を感じた本当のポイントは、その能力や立場じゃなくて、フレデリックにだけ名前が付いてることだと思うんだけど。

特にトピックはないけれど、もうすぐ新しい家族が誕生するのでその前になにか記しておこうと思って。。

今あなたは寝ています。


わたしは「二人だけの生活もあと少ししかないね」とちょいちょい口にしていますが、あなたはそれについてあまり思うところはないようでいつも淡白な反応だけど、わたしが言っているのは単に二人きりで過ごす時間のことではないのだよ。分かってくれているだろうけど。


あなたとわたしという新しい家族のかたまりができて、まだそこに誰も加わっていない(出生していない)状態のことを指して言っているのだけど、それって本当にもう人生の中ではあと少ししかないわけで。

その間に何か特別なことをしたいとかいうことではなく、ただその「あと少ししかない」日々の一日一日を過ごしていくのがやたらいとおしいなと思って。


この先人並みにそこそこ健康に過ごして行ったら、「人の親」である時間の方が人生の中では長くなる。「自分」だけでよかった時間ももうすぐおしまいだ。

「あなたと二人だけの時間」もそうだけど、この「自分だけ」の残り時間をいとおしむ気持ちもかなり強い。


もうすぐ人生が変わるな。


とりあえず今日もあなたの布団にもぐって寝よう。

もうだいぶ経つけれど、あけました。おめでたい。

それにもましてだいぶぶりなペンギンです。未来の自分への覚え書き的なことを。

『裏切りのサーカス』と『最強のふたり』を観ました。かなり面白い映画。将来的に余裕ができたらDVD(Blu-ray?)で手に入れて見直す価値のある作品。

『裏切りのサーカス』はすごく複雑な内容なのに、ほとんど説明してくれない映画。画で引き込まれ、お芝居で緊張感を保ちながら注意して観ていると、だんだんその全貌が見えてきます。最終的には解説もあるのだけれど、その伏線をあまりに見落としていることに気づきます。映画職人の作った映画って感じ。

『最強のふたり』はただただ笑える。不謹慎な笑いから、ほんわかな笑いまで。構成もよくできている。実話を元にしているらしいけど、脚色して大人のファンタジーにしたって感じ。あ、でもこの場合この作品に対して“大人のファンタジー”って使うと、なんだか軽い感じがする。なんだろう。宿題です。

ざんざんふってるなぁ。


雨の中を歩くのは嫌だけど、雨の音を聞くのはなかなかいいよね。