こんばんは。
去年はコロナ禍でネット申し込みになり、お寺のお坊さんがお経をあげて代わりに迎えてくださったお精霊さん。
今年は中止にならなかったので、暑さで人が少なそうな時間帯を選んで行ってきました。
あの世とこの世の境目にあるといわれる六道珍皇寺。
京都では「六道さんに行ってくるわ〜」
で会話が成り立ってしまうほどのイベントです。
必要なアイテムは高野槇。
これに乗って帰ってきはります。
水塔婆に戒名を書いてもらい、それを持って鐘を撞きます。
いつもはこの鐘を撞くのに1時間は並びます。
皆さん夕方から夜にかけての涼しくなった頃にお参りされるんです。
昨日は5分くらいで順番がきました。
この鐘、綱を引いて撞くんです。
そして、お堂の中にあるので見えないのです。
引き綱がお堂の小窓から出てるだけなんです。
この鐘の音を聞いてあの世から帰ってきはるのに、私が撞く音はいつも小さいんです。
かすったような音。。。
でもね、いつもだんなさんと一緒にご先祖さまを迎えに行ってた頃、私が鐘を撞くのが下手で音が小さいのも知ったはります。
きっと、だんなさんには届いて高野槇に乗って帰ってきはったと思います。
そもそも、いつもそばに居はるんやから迎えに行く必要があるのか?とも思うけど、義父や先祖代々の霊と水塔婆に書いてもらうからやっぱり行かなくちゃ!なのよね。
鐘を撞いたあとはね、本堂におロウソクをあげてお線香を立て、その煙で水塔婆を清めたあと、その水塔婆を別の場所の仏さんの前に立て掛け、高野槇の小枝で水をチョンチョンと濡らして終わりです。
お精霊さんが迷子にならないよう、寄り道せずに帰ります。
昨日は、だんなさんも大好きな鴨川沿いを通りました。
今日はお留守?になったお墓の掃除も行きました。
明日はお仏壇の掃除予定。
お盆はお寺さんも棚経に来られるし、家も片付けなあかんなぁ。
三連休、やらなあかんことがあるのはいい事です。
さみしさから目を背けられるから。。。
いつもお読みくださり、どうもありがとうございます。