猿ざっくり言うと猿

コロナ禍を予期したような映画。

21世紀初頭、全世界に蔓延したウイルスにより50億人が死ぬ。残った人類は地下での生活を余儀なくされる。ウイルスの調査を命じられた囚人が パンデミックの発生源 “12モンキーズ” に迫り…。


子供の頃に英語教室に通っていました。

そこの外国人の先生に、一番好きな映画を聞いたところ、この映画を教えてくれました。

「古い映画だけどね」と。

なんかクールでカッコイイキラキラと思いすぐに自分でも観てみました。

それから自分が好きな映画を聞かれたら真似して答えてました。

「12モンキーズが好きなの。古い映画だけどね」ってイヒ


でも本当は特に好きでもありませんでした。ウイルスで人類が絶滅するなんてあり得ないと思っていたし、単に背伸びをして先生を真似していただけです。

だから印象が薄くて、今回ほぼ初見のように楽しめました。


さて感想は…

めちゃくちゃ面白かったです。

1996年の映画なのに、コロナ禍を予期したみたいゲホゲホ

音楽もミステリアスですごくよかった。

ピアソラのプンタ・デル・エステ組曲ですね。


思い出は美化されるのか、キャサリン博士があの英語の先生に似ているように感じました。

アメリカ人だけどお布団で寝てるって言ってた先生。一人暮らしでうさぎを飼ってて、何かというと例文にうさぎを出してくる先生。

先生の名前は忘れてしまいました。

きっとこのエピソードも忘れてしまうので、ブログに記録しておきますうさぎ


印象に残った台詞:

我々の人生は過去の映画を観るようなものだ。映画は同じなのに、観る自分が変わってまるで違う映画のように思える。