千里ですルンルン


実話のツインレイ体験です。

名前、名所は仮名ですが、内容はそのままで書き記していきます。


温かく見守っていただけると嬉しいですニコニコ


 家出♡


1週間ほど妹の家にお世話になりに行こうか、と話しをすると


リリカ(高校生の娘)

「それは遊びじゃなく家出やんな?大丈夫!」


カリナ(中学生の娘)

「カリナもいつでもいいよ!」


そう言ってくれた。


妹の家は車で5分の近くで同じ地域だったから、学校にも差し支えがなかった。


遠藤さんにも、家出の計画は連絡しておいた。


遠藤 “周りの目もあるから俺への連絡はしなくてから。とりあえずゆっくり心を休めるんだよ。”


 “いつもありがとう!”


彼はいつでも私の決断に否定することはなかった。

むしろそんな私にいつも応援の言葉をかけてくれた。


さて、どうやって家を出るか。

子どもたちとも相談して、晩ご飯を作り、手紙を書いて出る。

そうすることにした。


【ゆっくりと考える時間が欲しいので、しばらく子どもたちと一緒に家を出ます。】


そう書いて、旦那の座るテーブル位置に置いて昼間にまとめていた荷物を持って出た。


妹の家にはゆっくりと遊びに行くことはあっても泊まりで行くことはなかった。


ワクワクもあるけど、まだ旦那の反応を考えると怖さがあった。


いやいや、旦那のことよりも今は自分のことを見つめ直す時間。

そう思って妹の家に急ぐ。


子どもたちは、従姉妹同士で仲良かったのでお泊まりはよくしていたから、今回は長期のお泊まりというあまり深く考えてないよう。

未成熟な心に大きな傷を負わせるのも怖かったので、そのくらいの気楽さを見せてくれて感謝している。


リリカにとっては大人の気持ちがわかる年になって来てるので、今思えば私には見せてなかったけど不安だったのかもしれない。


妹の家では、私たちを大歓迎してくれた。

妹の旦那も、いつもは1人で晩酌だけど私とお酒を一緒に飲めると喜んでくれていた。

妹は全くお酒は飲めなかったから、妹もそんな状況を喜んでくれた。


しばらくすると旦那から電話がかかってきた。

私は鳴り響く携帯に恐怖を覚えて出ることができない。

一旦切れて、またすぐにかかって来た。

心がバクバクと張り裂けそう…。


「もしもし」


旦那「何なん?これ?どういうつもり?

子どもまで巻き込んで。意味わからんねんけど。

何考えてるん?今どこ?」


電話の向こうでかなり苛立っていた。


怖い。声が出ない。

恐怖から体が震えて来た。

それを見た妹が私から電話を取り上げて、


「しばらくうちで預かるから!」


と言って、少し話して電話を切った。


そんな私の体の震えをリリカとカリナが支えてくれていた。


私こんなにも旦那に対して恐怖心があったんだ。

しばらく体の震えが止まらなくて、子どもたちと妹に落ち着くまで体をさすってもらっていた。



最後まで読んで頂きありがとうございました