千里ですルンルン


実話のツインレイ体験です。

名前、名所は仮名ですが、内容はそのままで書き記していきます。


温かく見守っていただけると嬉しいですニコニコ


叶わぬ夢♡


遠藤さんとは、たまに仕事帰りに少し会う、そんな日を続けていた。


心の距離は以前と変わらない。

でも、私はこれ以上縮めるのが怖い。

どうすればいいのか分からない。


ある日、彼から、以前のようにデートをしたいと言われた。

そうなると時間も長くなるしGPSの問題も改善できてきているとはいえ、手放しで安心できるものではない。


やっと今の段階で少し落ち着いてきたところだったから、次の段階に進むのは怖さしか無かった。


私がこの先どうなっていきたいのかわからない。

このまま彼と付き合っていくのか、家族と決別して彼と付き合うのか、彼とは別々に生きていくのか、全てを手放して一人で生きるのか。


一つだけ分かったことは、私にとって彼は非日常の人物だってこと。

あの日、妄想で描いていた彼が、現実世界に現れた。

始まりはそこからだった。


もしかしたら引き寄せの法則と言われているものってこれのこと?

私、理想の彼を引き寄せちゃったの?


そうだとしたら、この妄想劇の行く末はどうなるんだろ?

どう結末を迎えたいんだろ?

そんなことばかり考えていた。


私は一人の人間として、一人の女性として、尊重され、愛されたい。


結婚して旦那に大切にしてもらっていたけど、旦那の痒いところに手が届く相手になりすぎていて、私が感情を出すことで行き違いが生じていた。


周りからは愛されてるように見えてるらしい。

もし愛されているのなら、私の気持ちを大切にしてくれるんじゃないかと思う。


もし愛されているのなら、一人の人間として感情を出して接した時に、自分の思うように修正させるのではなく、別の方法も選択肢に出てくるはずだ。


遠藤さんと話していると、


「センリらしい。」とか

「センリならどう思う?」と、


私を一人の人間として接してくれることがいつも嬉しかった。


私を一人の人間として尊重してくれることが、こんなにも嬉しいことだって感じさせてくれた。


私を利便性で必要としているんじゃないと感じさせてくれた。


私のだらしない部分も含め、直すことなくそのままでいいと認めてくれた。


そんな素敵な彼にずっと支えられて生きていけたら、本来の私を取り戻せそうだと感じた。


私も感情を持って生きていきたい。

私を愛してくれる人と生きていきたい。


でもそれは叶わぬ夢。。。



最後まで読んで頂きありがとうございました