疲労と紫外線の関係
・紫外線は激しい運動と同じように活性酸素を多量に発生させ疲労の元になる
・日焼けを起こす紫外線は沢山浴びると疲労が蓄積する。
・日傘をさす、日焼け止めを使うことは疲労予防に有効。
・日焼けは医学的に紫外線による疲労の表れ
紫外線の性質
・紫外線の波長が長くなるほど、身体の奥まで浸透しやすくなる。
・反射、散乱しやすい。(日陰でも反射、散乱して人体に届く)
・見た(浴びた)だけで活性酸素が発生し、疲労が蓄積される。
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紫外線が目から入るだけで、角膜で炎症反応が起こると脳からメラノサイトを活性化する指令が出されてメラニンが作られる。
紫外線の種類
◎UVA(紫外線A派)→ 波長が最も長く、地表に降り注ぐ95%を占める。ガラスを通過して室内まで届く。体内に吸収されると活性酸素が生じる。この活性酸素が真皮を作るコラーゲン繊維を破壊する事でシワが生じる。
ピーク時期:5〜8月がピークで、それ以外の時期はピークの50%量が地表に届く。
ピーク時間:日差しがある時間ずっと。
◎UVB(紫外線B派)→ 波長は紫外線A派よりも少し短い。ガラスを通過しない。波長が届くのは表皮まで。表皮の細胞核にダメージを与えようとする。このダメージを防ぐために日焼けという生体反応が起こる。
ピーク時期:4月から増え5〜8月がピーク。
ピーク時間:AM10時〜PM14時。
◎UVC(紫外線C派)→ 波長は最も短く、最も有害。空気中のオゾン層と酸素でシャットアウトされている。