こんにちは、チコレです。
前回ペースがどうとか言い出したとたんにこのペースです。
今回はスクコレの基本効果、ＲＵＳＨとＬＩＶＥがどんなものなのか、しっかり考えてみようと思います。デッキを組むときにＲＵＳＨの枚数が決まらない、なぜこれだけの枚数入ってるの、
といったことに対する答えになるようにしていこうと思います。
それではまずはＲＵＳＨからどうぞ。
【ＲＵＳＨの基本】
ＲＵＳＨは主に☆１のカードが持つ効果でピース数は三色のうち、どれか一色を１つもっています。例外は１弾のＷＤ凛ちゃんで、☆２になるかわりに、ピースがオールピースになり、効果でもう１つオールピースを得ることができます。ＷＤ凛ちゃんもＲＵＳＨとしての動きは☆１と似たものですが、運用方法が異なってくるので、今回は☆１のＲＵＳＨで考えていきます。
▲ＲＵＳＨいろいろ。
注釈のあるおためし版、左上にＲＵＳＨとあるだけのもの、唯一の☆２ＲＵＳＨの凛ちゃん。
○ＲＵＳＨの効果
ＲＵＳＨは１ターンに１回使える効果で、ＲＵＳＨを持つメンバーが登場したときに、手札から追加でメンバーを１人登場できる、という効果です。
ＲＵＳＨからＲＵＳＨを出しても、同じターン中なので、さらにもう一人は登場できません。
このためＲＵＳＨで出すカードはできるだけRUSH以外のカードの方がいいわけです。
このとき☆０のカードを出したとすると、ピースは全部で３つ増えるかわりに１枚多く手札を使うことになります。言い方を変えれば手札を使ってピースを１つ増やすカードということです。
○ＲＵＳＨの弱点
ＲＵＳＨは普通に使うとピースを一つ多くだせる便利なカードですが、手札を使う性質と、単体でのピース数が弱点になることもあります。
例えば始めの手札４枚がすべてＲＵＳＨだったときはどうなるでしょうか。ＲＵＳＨからＲＵＳＨが出ても効果は使えないので、１ターンに出せるピース数は２ピースになります。これは☆０を１枚出したのと変わらないので、☆を持つカードを使った分損したように見えます。
また、ＲＵＳＨから出すカードがないとき（手札がないときにデッキの上からＲＵＳＨが登場したときなど）はＲＵＳＨの効果そのものが無駄になっただけでなく、出るピース数も１ピースと、かなりつらい展開になります。
このためＲＵＳＨをデッキに入れすぎると、むしろ遅くなってしまうこともあります。
○ＲＵＳＨの枚数
弱点を考えると何枚も入れるのはよくないけど、具体的に何枚入れればいいのだろうか。
そのとき考えるのは、１ゲーム中に何回ＲＵＳＨを使いたいか、です。前回の考察ではＲＵＳＨは奇数のピースが欲しいときが２回あったので、２回使うことになりました。また、４回までならデッキの上からＲＵＳＨが出てきても、手札がなくなることはありません。できるだけ、ピースが展開できない「勧誘」をしないようにすることを考えると、５回の発動はあまり考えないほうがよさそうです。
デッキ全体の枚数と使いたいＲＵＳＨの回数、１回のゲームで使うカードの枚数を考えると、おすすめは５枚程度になります。
デッキ２０枚のうち５枚がＲＵＳＨなら、約４枚に１枚ＲＵＳＨがいることになり、１回のゲームで
は約１０枚のカードが使えることを考えると、欲しい２枚も十分引けそうですね。RUSHは少し多く引いても、カードの効果などで手札を増やせば問題は解決できます。
補足：ここでのデッキの動きは前回の考察記事から考えたものです。今すぐ見たい方はこちらのリンクからどうぞ。
【スクコレ】ターンを縮めるには…「勝ちまでのアプローチ」【考察】
【ＬＩＶＥの基本】
ここからはＬＩＶＥについて考えていきます。
※「ＬＩＶＥ」と「ライブ」の書き分けについて
カードの能力、またはその効果でライブを行うことを「ＬＩＶＥ」と、
１ターンにできる行動の一つであるライブ、またはライブポイントを獲得する行為全般のことを「ライブ」と区別しています。
ライブはＲＵＳＨと違い、☆２にも持っているカードがいくつかありますが、☆１に関してはほとんどＲＵＳＨと似た性能です。ＲＵＳＨとＬＩＶＥの価値はほとんど同じに設定されてるようです。
▲ＬＩＶＥのカードいろいろ。ＬＩＶＥは☆２にもいくつかの種類があります。
○ＬＩＶＥの効果
ＬＩＶＥは、この効果を持つカードが登場したときにそのカードを参加させてライブができる、という効果です。注意点としては、ＬＩＶＥを使うときは登場したメンバーを必ず参加させないといけないということです。また、ＬＩＶＥは他のカードの効果で登場したときも効果を使えます。例えば、ＲＵＳＨの効果で手札から追加で出てきた時もＬＩＶＥでライブすることができます。そのため、☆２などを絡めて、2,3ピース展開したターンにライブをすることも可能です。
ＬＩＶＥの☆１を単体で見たときは、ライブするときにピースが増やせるカード、と言えます。
○ＬＩＶＥの弱点
ＬＩＶＥの弱点は効果を使えなかったとき、すなわち場にピースが整っておらず、ＬＩＶＥができなかったときです。このときはピースが１つ出ただけになってしまいます。そのため、ＬＩＶＥが不用意に出てこないようにするか、出てきても十分ＬＩＶＥができる場を展開しておくことがＬＩＶＥを使うときに重要になります。
また、ＬＩＶＥは、ライブをしてライブポイントを得ることを補助するカードなので、効果を使える回数もある程度決まってきます。基本的な３回ライブをするデッキだと、３回効果を使えば、それでゲームの終了がみえています。
○ＬＩＶＥの枚数
このことを考えて３回ライブするデッキには何枚程度いれるのがいいでしょうか。
答えは２～３枚です。一回のゲームで引く枚数を考えると、３枚程度がいいと思います。
全部引いても使うことができ、少なくとも１枚か２枚は使えるだろうという枚数です。
もちろん、ライブ回数や、デッキから引ける枚数を考えると、これ以上で調整することも可能ですが、迷ったら３枚にしておくといいと思います。
【☆２のＬＩＶＥ】
ＬＩＶＥは☆２でも効果を持つカードが多いので少しだけ紹介しておきます。
まず効果を持っているカード一覧です。
１弾：（なし）
２弾：ことり、にこ
３弾：穂乃果、絵里、凛、真姫（疑似）
真姫ちゃん以外はそれぞれはじめは１ピースずつですが、効果でピースを増やすことができ、オールピースを１つ以上もつことになります。星座編などのオールピースを得る効果とＬＩＶＥ能力がくっついたみたいになりますね。２ピース出しながらライブをするような使用感になるので、単純にターンを減らしてくれやすいと思います。
真姫ちゃんはちょっと変わったドロー効果のおまけにＬＩＶＥ効果があります。ＬＩＶＥを確実に使えない点含めて使い方は変わりますが、☆１にドローが付いたとものと考えられます。
これらのカードは☆の数の調整、削減にも役立ちます。これらのカード自体が☆２相当の効果なので、☆１のＬＩＶＥと☆２のカードの役割合計☆３を☆２でまかなうことができます。
カードごとに細かい条件などが違いますが、ここからデッキを考えていくのもいいと思います。
【おしまい】
ＲＵＳＨとＬＩＶＥに関していかがだったでしょうか。
全てのデッキにあてはめれるわけではないですが、参考になったのではないかと思います。
ここから、是非自分でデッキを組みあげる楽しみを味わってもらいたいと思います。
それでは今回はここまでです。
ありがとうございました