ドラマ『赤と黒』～後半～

あー、とうとう全話終了してしまった。
とても残酷で悲しいストーリーでしたね
終盤までにもナムギルssiの絶妙の表情と感情表現で
あまりにも哀しくて切ないゴヌクに何度も涙が溢れましたが、
最後の2話はゴヌクだけでなくていろんな人に感情移入してしまって、
泣きっぱなしの2時間でした

このドラマを観始めた序盤では、
ミステリーにしてはスピード感に欠けるし
“復讐”の周辺にある謎も弱い気がして、
韓国での低視聴率もやむなしか…と思ってました
それでも、ナムギルssiに夢中の私としては、
素敵な彼の姿や魅力に釘付けだったので 大満足で視聴してましたが。。

話が進んでいくうちに、
とてもゆっくりと流れている時間のワンシーンだったり、
微妙な間を挟んだりする細かい演出があることで、
ものすごく人物の気持ちが伝わって来ることに気付きました
そして、それがとても映像を美しいものにしているということに。
そのことに気付いてからは、ミステリではなく、
人間の感情を描いた文学的なドラマとして入り込んでいきました

モネは勝手に自分からどんどんゴヌクにはまっていったよねぇ
ゴヌクは、まだ子供のようなモネにはあまり関わらないようにしてたのに
向こうからのアプローチを拒まなかっただけで、
むしろ傷を深くしないために遠ざけようとしてたのに
モネだって実は兄だった人を撃ってしまったんだと知ったら、
この先ずっと不幸じゃん
ようやく愛する人と想いが通じ合って、初めて素直に愛せる時が来たのに、
そのジェインを残してさえも、
モネの罪を隠し、守ろうとするゴヌクの必死な想いが哀しすぎて…
自分の過ちのつぐない？それとも兄として？
おそらく両方だったんだろうなぁ

最終話を観終えた今、
もし当初の予定通り20話まで制作されていたら、
いったいどんなストーリーが展開されていたのだろうか…と、
やっぱり考えてしまうのです
（もっとゴヌクを見ていたかった…という想いと共にね。。）
少しの時間でも、
ジェインと2人の穏やかで幸せな時間を過ごして欲しかったと…

ナムギルssiの入隊で、3話短縮しても撮了せず、
やむを得ず代役まで使ったということで終盤かなり不安に思っていたけど、
ほとんど代役さんの存在を意識することなく観終えることができたのは
良かったです
エンドロールでしっかりその姿は確認できましたけど

全部 無事録画したけれど、地震列島の日本だから仕方ないとはいえ
地震・災害速報が入ってしまったのはとても残念
放送時間の違いで、オリジナルから一部カットされてしまっているシーンも観たい
ＤＶＤはノーカットで発売してくれるかな？
初のＤＶＤ－ＢＯＸ購入…してしまいそうだぁ