韓ドラ 『善徳女王』

「善徳女王」の視聴終了～
朝鮮史上初の女性統治者である善徳女王を描いたお話で、
全62話という長いドラマだけど、飽きることなく、
録画しながらもほぼ放送当日に視聴してました。
ちなみに…このドラマ、
話が進むにつれて登場人物が成長したり出世して
役職や呼び方がどんどん変わっていくので
ややこしくて大変でした

ストーリーもどんどん惹き込まれていく面白さですが、
ドラマ半ばからはピダムの魅力にどんどんハマり、すっかり虜
それまではアルチョンが気になってたんだけどなぁ

トンマンが若かりし頃、王を目指す決意をした時に、
女性としての幸せを捨て、想い合っていたユシンと生きていく道を捨てる。
ユシンもトンマンの気持ちを理解し、家臣として側に仕え支えていく事に。
とても理性的で大人の決断。
そして、ピダムとの恋はこのユシンの時とはとっても対照的なのです。

ピダムは少年のように自分の想いに正直で、
ただただ純粋にトンマンを慕い、真っ直ぐに愛する人を思う。
やがてトンマンも揺らぎ、その想いに応える。
ピダムの恋心はとっても情熱的なんだけど、
女王と家臣という立場ゆえ気軽に触れることもままならない。
この焦れったさがまた良いのよねー
たまーに、ただ手を握ったり抱き寄せるだけで
トンマンへのひたむきな気持ちが、観てる側に伝わってくる。
やがて周囲の思惑によって翻弄され、お互い想い合ってるのに
成就する事が叶わないまま…
最後までピダムはトンマンをひたむきに愛し、想いを捧げる。

このドラマは伝記というより悲恋の物語です。
ピダムは真っ直ぐにトンマンを愛しながらも、
最後の最後にトンマンを信じきる事ができずに破滅していく。
なんだか、とっても深いですね。。

私はすっかりピダム役のキム・ナムギルのファンになってしまいました
少年っぽさもあるのに 時にとってもセクシーで、素敵な俳優さんですね。
実はずっと以前に観た「恋人」でも存在感のある役をしていたんだけど、
ネットで調べるまで同一人物だとは全然気付いてませんでした
今は兵役に行ってるということでしばらく見れないのかと思ってたけれど、
日韓共作ドラマが9月にＮＨＫのＢＳプレミアムで放送が決まったようです
このドラマ、今“旬”の俳優さんが出てる事もあり、とっても楽しみ
放送が待ち遠しいです