ミラクル・ニール!(Absolutely Anything) | CAHIER DE CHOCOLAT

ミラクル・ニール!(Absolutely Anything)

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テリーJ監督&脚本の2015年の映画。ジョン、テリーG、エリック、テリーJ、マイケル、つまりモンティ・パイソン(almost)が声の出演をしている。宇宙人から全能の力をたまたま授けられたふつうの人、ニール(サイモン・ペッグ)があれこれ騒動を起こしていく。そこにデニス(犬。声:ロビン・ウィリアムズ)がいるから、ちょっとおもしろいことになったりする。観ていて、この安心感はなんだろうと思った。絶対に、退屈だとか静かだとかいうわけではなくて、むしろその真逆なんだけれども、絶対的な安心感を感じる。それがとても心地良かったし、ほんとうに「ああ〜、楽しかった!」と思った。犬の犬らしさも良かった。犬好きだともっときゅんきゅんくるんだろうな(私は猫好き)。


パイソンたちが演じているのは、ニールに全能の力を与える宇宙人たち。この宇宙人たちの造形がほんとうに見事で、それぞれのパイソンらしさがあふれてる。その「らしさ」も含めて、ものすごくおかしい。


Chief Alien(チーフ宇宙人)英語名:シャロン
大きな身体に大きなはさみを持つ。ぱっと見でっかいロブスター。すべてがもうジョンでしかないぐらい、ジョンらしさ全開。


Kindly Alien(穏健派宇宙人)英語名:ジャネット
小さい目と柔らかい動きが可愛らしい。動作とマイケルの声との一致具合がすごい。温厚そうで実はやばい一面も持っている。


Nasty Alien(武闘派宇宙人)英語名:モーリーン
テリーGが演じるモーリーンはやたら小さい。画像の左側の赤いのはシャロンのはさみ。小さいけど一番攻撃的。


Scientist Alien(知性派宇宙人)英語名:カイリー
カイリーはサイエンティスト。学者で知的なところと見た目ふわふわした感じにテリーJみがある。


Salubrious Gat(はつらつギャット)
名前の通りきびきびしてるギャット。大きな耳でちょっと猫科な見た目が可愛い。彼だけその場にいなくて、ホログラムみたいなので登場するところもエリックっぽい(パイソンズ集合の時、エリックだけアメリカから中継だったりするから)。