マイケル・ダイアリー
今読んでるグレアムの自伝本『A Liar's Autobiography: Volume VI』をもう少しで読み終わるので(すごくおもしろいし、この本についてはまた別に書きたい)、次はマイケル日記『The Python Years: Diaries 1969 – 1979, Volume 1』……と思ってオーダーしていたのが届いた。いい感じのタイミング。ちなみにグレアムの「Volume VI」はウソ(なんせウソつきの自伝なので)。でもマイケルのほうはほんとうに「Volume 1」で、このあと「Volume 2」と「Volume 3」がある。さすが10年分の日記、フライング・サーカス図鑑(前に載せたのと同じ本だけど、読んでいる途中でカバーなし状態)ほどではないものの、そうとう分厚い。この本の最初の部分に、『ライフ・オブ・ブライアン』の時にジョンが書いた文章が掲載されている。ジョン&グレアムのスケッチのようにあれやこれやさまざまな表現でどんだけマイケルがおしゃべりかということがとうとうと語られたあと、最後に「で、夜になってみんなが眠ると、彼は家で日記を書くのだ」と。ちょこっと読んでみたら、マイケル自身の序文の段階ですでにかなり興味深い。パイソンズの日々の空気がそのままに封じ込められた日記。楽しみ楽しみ。