202005 | CAHIER DE CHOCOLAT

202005

IGN Japanで連載中の“映画衣装の密かな愉しみ”、第3回は『ミッドサマー』です。

映画衣装の密かな愉しみ:第3回 白い服、熊の毛皮、花のドレス……『ミッドサマー』の美しい衣装が意味するもの
https://jp.ign.com/topic-15/43466/feature/3

『ミッドサマー』はすでにたくさん考察されているので、見かけない情報を入れるようにしました。どうしたんだっていうような状態になった1回目の鑑賞から、結局トータル3回観て、3回目にはずいぶん慣れていました。人間は慣れの生き物ですね……それもまたある意味怖いです。謎解きとか大好きなので、ルーン文字の解読とか、ルビンの服に散りばめられたシンボルの意味とか、実際記事にならなかった部分まで入れると結構な量の情報に埋もれつつ……楽しかったです。でも、ルビンの服のシンボルははっきりした情報が少なすぎてムリでした。残念。アッテストゥパンのふたりの青い服のシンボルはある程度よく見えていたのでその範囲内で予測していたのですが、原稿の最終段階の直前にA24のオークションの出品物の画像が出て、映画内で見えなかった部分まで見えて急遽変更……ということもありました。記事にも書いたクリスチャンのクマのそっくり衣装を着るお祭りは、実際ソースの一部だったのかどうかすごく気になる。このクマの被り物もオークションに出ています。誰がいくらで落札するのか……見守り案件です。



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隔月のMASSAGEは3月と4月のリリースの中から、テイスト違う3作品を選びました。楽しい4曲をパックした64controllの『Sports Club 64』、せつな風味あるダンスチューンのDavide Del Vecchio氏の“Paraiso 2020”、Future Memoriesの『Into the Memory』は夏の氷カルピスなアートワークもかなり好きです。こんなときですし、楽しかったり、癒されたりする作品がいいかなということで。

MASSAGE MONTHLY REVIEW 3-4
https://themassage.jp/archives/relatedpost/13415