ロンドン日記 | CAHIER DE CHOCOLAT

ロンドン日記


明日の朝にはユーロスターでパリに行くので、今日はロンドン滞在最後の夜。思い出して記録しておこうと思う。話題別で順番はバラバラですが、まあ自分の思い出用。出発日、フィンエアー良かった。機内食2回食べて、クラッカーにKiriをはさんで食べながら映画を観たり(『グッバイ・クリストファーロビン』と『ミス・ジーンズ・フィンランド(Miss Farkku-Suomi)』を観た。フィンランドの最新教育についてのテレビ番組も観た)、ちょっと眠ったりしていたら着いた。トランジットはヘルシンキのヴァンター空港。みんなカウリスマキの映画に出てくる人みたいに見えた。kioskiで売っている食品のパッケージがどれもこれも可愛い。そこら辺に停まってるトラックも可愛い。帰りに買い物して帰るぞの決意。乗り換えのブリティッシュ・エアウェイは小型機で、少し遅れたり揺れたりしたものの、無事ヒースロー空港に到着。Uberでフラットへ。運転手さんいい人でたくさんおしゃべりした。しかし、このフラットが問題だらけ。階段が上にいくほどせまくなり、最後にはトランクの幅よりせまくなる(荷物を出して3回に分けて持って上がった。明日の朝、この逆バージョンをするのかと思うと憂鬱) あるはずの備品がない。シャワーの途中でブレーカーが落ちる。バスルームの電球が切れる。メインルームの電球が切れる……とそうとうひどい。さすがに予約サイトに連絡して、今現在まだ交渉中。どうなるんだろう。今回の野望のひとつにはバーバリーのコートを買うというのがあった。価格帯低いところから攻めていこうと思い、まずブリック・レーンの古着屋を回ったものの、買うに至るほどのものはなく。数日後、ファクトリーアウトレットに行ってみるも、ここでもこれというものが見つからず(アウトレット用商品も多いみたいなのでちょっと注意必要かも)。最後、ロンドンで一番でっかいというリージェントストリートの路面店に行ってみた。チルドレン、ジャストサイズ。試着した瞬間、これでしょ!となったのでもう決めた。子供服には税金かからないというのは知らなかった。お友だちにも会った。ツイッターなどでいつもお世話になっている司さんとベトナム料理屋さんへ。初めまして〜からのしゃべりまくった数時間。料理の写真とか撮るのすっかり忘れていた。楽しいとこうなる。日曜日には短期で留学している女子大生と会って、終日観光旅行っぽいことをして遊んだ。パディントン駅、ロンドン動物園、コヴェント・ガーデン、バッキンガム宮殿、ロンドン・アイ。めちゃくちゃ楽しかった。天気悪かったけど。あと、毎日のように博物館と美術館に行った。自然史博物館(大好き)、科学博物館、大英博物館、テート・モダン、V&A子供博物館(すごいおもしろかった)。ミュージアムグッズとミュージアムカフェ、ラヴ。コート以外に買ったのは、ミュージアムグッズとレコードとペーパーバック、そのぐらい。まあコート高いので。レッスンもなかなかおもしろかった。さすがに時間が短いし、これで何かすごく技術や知識が身についたかというとそこまでではないだろうけど、良い刺激にはなった。そういえば、去年の3月に会社を辞めて以来、1年間外国人と英語でしゃべっていないということに気づいた。だからなんかことばが出てこない感じがするんだな……と11日目にしてやっと気づいたという。これに気づけたのもよかったと思う(ふつうわかるでしょ、というツッコミはなしで)。そして、もともとはレッスンのためにくることにしたロンドンのはずなんだけど、それ以上にもう完全に「このためにきました!!」という感じになってしまったのが、先週土曜日のPrintworksでのイベント。さ!い!こ!う!だった!!!! ダニロのプレイを現場で聴くのは2年ぶり、終わったあとに少しお話できたのも2年ぶり。幸せすぎた。まだ1週間ほどしか経っていないなんて。ああー、早くまた会いたい……とかなんとか思いつつ、明日からはパリです。