原点を振り返ってみる その2 の続きです![]()
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そのころ私は「赤毛のアン」以外のモンゴメリ作品を初めて知り、
夢中になって読んでいた時期でした。
「丘の家のジェーン」「銀の森のパット」「青い城」など…
次々と読んだモンゴメリ作品には、
たくさん琴線に響くものが登場していました。
私ってこういうものが好きだったんだ、と新しく気づいたり、
やっぱりこれがいいよね、と自分の「ツボ」を再確認したり。
その中で、私はやっぱり19世紀末~20世紀初頭の欧米の物語、
そこに描かれる人々や文化が好きなんだと改めて思いましたし、
本を読むほどに自分の好みがだんだんとはっきり浮かび上がってきました。
そして、「小公子」のバーネットや「モモ」のエンデ、
「ピーターラビット」のポターなど、モンゴメリ以外にも
様々なお気に入りの作家、作品が増えていき
そのたびに私の好きな「物語」のイメージ、
表現したい世界は広がっていったのだと思います。
古い物語に出てくるような、
懐かしくてやさしくて、美しい世界。
そういうものを表現して、そんな世界があるよっていうことを
だれかに伝えられたらいいのに。
いつからか、そんなふうに思うようになりました。
ですが、その結果「メリー・ポピンズみたいなかばん」という原点からは
離れてしまっていました。
今、こうやって原点を振り返ってブログに書いてみて、
やっぱり「メリー・ポピンズのかばん」は好きだなあと思います。
あんな魔法のかばんを作りたい。
けれど、大好きな物語の世界を伝えたい、という気持ちも強くて。
そのふたつは、似通った部分もあるけれど
まったく同じというわけにはいかないようです。
そんなことを考えながら制作を続けていましたが…
ずいぶんと時間が経ってしまいました。
長々と書いてきましたが、冒頭に「悩んでいます」と書いたとおり、
まだ答えは出ていないんです。
このまま考えながら進めていくのか、
テーマを再考、もしくはしっかりと絞ってかばんの制作を続けるのか、
または少し前に絵の展覧会にだしたように、
別の表現方法を模索するのか。
実は、ブログに書いてみれば考えがまとまるかも?なんて
思っていた部分がなかったわけでもないのですが(笑)
さすがに甘かった…![]()
でも、もう一度原点であるドクターズ・バッグを
見つめ直してみようかなあ、という気持ちはほんのりと浮かんできました。
もっと考えなくちゃ。
とりあえず、今回のテーマはここまでです。
特にこの「その3」は長くなってしまいましたが、
お付き合いいただいてありがとうございました。
また制作について思うこと、新しく決めたことなどがありましたら
お伝えさせてくださいね。
こんな私ですが、これからもよろしくお願いいたします。
エリー





















