こんばんは、ショコラです

 一回完結か、せいぜい前後編にするはずだったこのブログ、今日は中山さつき特集です。

 

 ▼チームの成績&さつきの年ごとの出場試合数【5シーズン通算69試合 10ゴール】

 2019(2部7位):15試合(3ゴール / AGF×2【同日】 舞洲グラウンド×1)
 2020(2部初優勝):13試合(1ゴール / AGF×1)
 2021(1部準優勝):18試合(4ゴール / 駒沢×2【同日】 西が丘×1 ニッパツ×1)
 2022(1部初優勝):13試合(1ゴール / Jグリーン堺)
 2023(1部4位):10試合(1ゴール / Jグリーン堺)

 

 ※なお、これらはスフィーダファミリーのデータ番長nakataniさんから頂いております。お世話になってます!

 nakataniさんブログ【スフィーダデータの宝庫です】

 

 さつきと言えば一度スイッチオンになるともう止まらない、マルチゴールのイメージが強いです。特になでしこリーグ初得点を上げた2019年5月6日第7節 AGFフィールドでの静産大ボニータ戦、あのインパクトは本当に鮮烈でした。

 

 ▼当時の衝撃をそのまま絵にしたのがこちら

 

 

 同時に、地元大阪での試合にめっちゃ強い印象がありました。五年間で決めた10ゴールのうちの3ゴールが大阪なんですよね。一年目の舞洲グラウンド(第8節 セレッソ大阪堺レディース戦)ではチームとしては負けてしまったものの、0-2でビハインドの状態から一点執念で返したのがさつきでした。ちょうど前節、初ゴールと共にホームゲームでの初ヒロインインタビューに応え「次節は地元での試合なので両親の前でゴールを決めたいです」的なコメントをしていました、そこからの有言実行弾、本当に痺れました。

 さつきママさんも、関西での試合は勿論のこと結構ホームゲームにも足を運んでいて「こんにちは、中山です~」と元気に挨拶をして下さる姿が印象的でした。最後のゴールとなった今年2023年の第4節 スペランツァ大阪戦は、さつきの執念のシュートがネットを揺らした直後、つい後方の席で固唾を飲んでいただろうさつきママさんの顔を見て右拳を突き上げて一緒に喜びを分かち合いました(多分ショコラが勝手にそう思ってるだけで、向こうは覚えてないと思いますが 笑)

 

 ▼2023年第4節のさつきゴールに魅せられてつい描いたレポ漫画

(同じ砧サミット様で働く「さつまお」の片割れ、真生との絆を感じた場面でした)

 

 

 さつきと言えば欠かせないのが、ぴょんぴょんさつきダンスですね!

 

 

 

 これは2022年のJグリーン堺でのゴール後に、無意識にしただろうゴールパフォーマンス。あれが可愛くて面白くて、それ以来声出しサポ(スフィーダJUNKIE)の代表カズさんが毎試合さつきチャントからのさつきコールの後に、さつきをイジるようなカンジで真似してました。まさかほぼ丸一年後、同じJグリーン堺の地で一年ぶりのゴールを決めてくれるとは思わなかったです。笑顔が素敵な153センチ、スフィーダのマスコットガールのような選手でした。

 

 

 ▼この50試合メモリアルフラッグ事件(?)もさつきの愛されキャラクターを実感しますね。

 ショコラのツイートをそのまま貼り付けておくので、多くは語りませんが、みんなに愛されてるのも、さつき自身が周りを楽しくさせる和ませる才能に溢れているのもよく分かる一場面でした。

 

 

 

 この日の試合会場は姫路のウインク陸上競技場(第6節ハリマ戦)で、大阪からも近いのでお母様いらっしゃってました。実はこの日のさつきはベンチ入りはしてましたが出番は無くて、ご家族の前でボールを蹴る姿は見せられなかったんですよね。本人はきっと悔しかったと思う。だけど、前節達成した50試合のフラッグ(JUNKIE代表のカズさんが、仲間のAさん経由で発注して節目節目に選手にお渡ししているものです。本当は四隅を縫って揃えてから渡すのですが、次の週の試合が関西だったのでどうか親御さんにも――と取り急ぎ未完成で持っていったものだったと思います。下に白い部分が余ってるのはそのためです 笑)このフラッグを渡されて、めいいっぱい明るく盛り上げてくれたんじゃないかなと思います。

 そんな愛娘の姿(さつきが言うからね、さつきが言うからね――のくだり)をスタンドから見て「もうやだこの子、恥ずかしい 笑」って笑ってたさつきママの姿も微笑ましかったな。大阪出身のサポ仲間が「これ東京の子はまずこういうこと出来ないんですよね 笑」「大阪育ちの子ならではですね 笑」みたいに言ってました。


 去年と今年は怪我に苦しんだこともあって(2022年5月末 右膝内側側副靭帯損傷 全治6週間 / 2023年6月 右膝前十字靱帯断裂 全治8か月)本人も前十字の怪我が今回の引退理由のひとつであると、引退コメントにて述べていました。それでも今のさつきには新しい夢があること、引退においてネガティブな気持ちがひとつも無いと胸を張って言ってくれたこと、それが我々サポーターにとっては大きな救いでもありました。本当はもっともっとピッチで走り回って相手GKとDFを翻弄する小さな巨人中山さつきが観たいです、本音ではそうです。でもさつきがやり切ったと思って、最高のサッカー人生だったと、その言葉で引退コメントを締めくくってくれたことが私は本当に嬉しいです。

 私は東京時代も最東端の江戸川区住まいで普段なかなか世田谷区まで行けなかったこともあり、砧のサミット様もさつきが働いてる平日には行けたことがないんですが、いつもサミット様砧店の公式Twitterで元気にニコニコお仕事をするさつきの姿がUPされてましたね。オフシーズン中でもTwitterを通してダン・ブラウン(サミット様のパン屋さん)の新商品やフェア等を告知する姿が見られてたのですが、そんな機会も無くなると思うと寂しいです(あくまで私の勝手な想像でサミット様退職前提で書いてます。社員として残ったとしても異動するかもしれないし、夢があるって書いてたのでやっぱり退職かな)

 

 さつきはサミット様がスポンサー様に付いてくれてからのサミット様採用2期入団選手になるのかな(第1期が松永、田中、三本で、第0期が橘木の認識です)思えば2019年加入選手も、残るは金子ゆいのみになってしまいました。

 

 ▼2019年加入組(リリース順/漏れは無いと思うんですがあったら教えてください)

 大竹麻友(2023退団)

 片寄優(2020引退)

 伊藤綾花(2022引退)

 熊谷汐華(2022引退)

 中山さつき(2023引退)

 金子ゆい

 

 

 さつき、スフィーダに来てくれてありがとう。記憶に残るゴールが多い選手でした。名前は五月生まれの「さつき」だけど、いつもニコニコ明るい真夏の向日葵のような選手でした。新しい夢に向かって頑張ってね。