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喘息克服に向けて ~娘の記録~

1歳半の時に気管支喘息と診断され,入退院を繰り返す娘。
記録を残しつつ,同じことで苦しんでいるお子さんやご家族の方の参考になればと思い,ブログを立ち上げました。

2012年6月4日未明

前日から咳があったけれど,夜になってさらに悪化。

眠れず苦しそうに泣く娘を見て,旦那と一緒に夜間救急へ走りました。


夜間救急の若い先生の指示ですぐに吸入。

時間をおいて薬の効き具合を見るため,聴診と血中酸素(SpO2・サチュレーションってやつですね)を測定。

SpO2の値は89%

「これは相当苦しいですねぇ。ちょっともう1回吸入しましょう」と,再度吸入。

また時間をおいて酸素を測ったものの,89%と変化はありませんでした。

苦い顔をした先生が,

「点滴をしてしっかり治療したほうがいいので,入院ですね。」

「え?!入院?!(そんなに重症だったなんて・・・)」

旦那も私も本当に驚きました。


救急の先生が小児科の先生の連絡をとる間,壁の張り紙に目がいきました。

それは患者さんの様子で,救急レベルがどの程度かを示すもの。

応答がない,麻痺がみられる,など項目別になっているものでした。

その一番レベルが高いところ(即対応)というところに,SpO2が92%以下と書いてあり,さらに驚きました。

娘は89%じゃないか!!

娘は重症なんだ。

大丈夫だろうか・・・。

いっきに不安になりました。


小児科の女医さんが来ると,私たちはこれまでの経緯(マイコプラズマ肺炎や喘息性気管支炎のこと)を話しました。

それを聞いて,先生は落ち着いて診察・説明をしてくださいました。

「これだけの胸の喘息の音と呼吸状態からみて,喘息の病態があるとみて間違いないと思います。しっかり点滴で薬を入れて,酸素も入れて,治療しましょう。」

そう言うとすぐに準備が始まりました。

まずは点滴。

親は室外で待機させられます。

もちろん娘は号泣。

たった数分のことですが,とても長く感じられます。


点滴が終わって呼ばれると,汗だくで涙でぐしょぐしょの娘がいました。

小さなかわいい手に刺さっている点滴とぐるぐるに巻かれたテープ。

「がんばったねー,がんばったねー」と抱きしめるしかありません。

でも娘はちょっとホッとしたようで,眠気に襲われ,うとうとしていました。

しかし次はレントゲン。

これまた一人レントゲン室に入れられ,号泣しながら撮影してきました。


すべて終わると小児科病棟へ移動しました。

部屋に入ると,夜中だったこともあり,ササッと書類を渡され,

「また明日説明しますね。とりあえずお部屋こちらですので。何かあれば呼んでください。」と,あっという間にいなくなる看護師さん。

「えー?!それだけ?!」

旦那も私もあたふた。

とりあえず,必要なものを旦那さんに持ってきてもらうことにしました。

夜が明ければ仕事がありますが,私は当然休みます。

旦那さんはそうはいかないので,荷物を届けてもらったらすぐに帰ってもらいました。


まだ不安そうな娘は私に張り付いたまま。

ぎゅっと抱きしめて,ゆらゆらしながら朝を待ちました。

いつのまにか眠った娘を見て,少し安心したのを覚えています。



②へつづく。。。