こんにちは、ひよこですヒヨコ

 

今回も内容は傷痕修正の経過報告なので、興味のない方は飛ばしてくださいね。

 

 

ケロイドの修正手術をうけて、約3週間が経ちました。

 

術後2日まではかなり強い痛みでしたが、3日目からは痛み止めを飲めば気にならないくらいに。

 

1週間経つ頃には痛みは全くなくなりました。

 

形成のA先生からの指示は、手術した日から抜糸までの1週間は傷をカバーできる大きめのバンドエイドを貼って1日1回シャワーの後に張り替える。

 

このバンドエイドで術後2日目から酷いテープかぶれをおこして、胸に赤い湿疹が沢山できてガマンできない痒みに泣きました。

 

結局3日目からはバンドエイドも貼れず、傷をむき出し状態にして過ごすことに。

 

とりあえず家にあったステロイド軟膏を塗ってかぶれの炎症をなんとか抑えましたが、抜糸後のテープ療法は難しそうだなぁってどんより暗い気持ちに。

 

私の仕事の都合で術後1週間のA先生の診察日に病院に行けなかったので、抜糸は違う先生にしてもらいました。

 

まだ20代に見える若い先生でしたが、説明がとても丁寧で誠実そうな先生でした。

 

傷の経過は順調とのこと。

 

傷は皮膚を寄せて盛り上がるように縫ってあるので、見た目は手術前のケロイドとあまり変わりません。

 

素人目にははっきり言って全然キレイな仕上がりには見えないのですが、この盛り上げて縫う縫い方が形成外科特有の縫い方で、傷に張力が掛からないようにして傷の広がりやケロイドを予防する効果があるそうです。

 

いずれこの盛り上がりは徐々に平坦になるけれど、いかに長く盛り上がった状態を保てるかがポイントらしい。

 

私は胸腺腫の術後半年の頃にも形成外科のクリニックで傷痕の相談をしたのですが、その時にケロイドの修正手術はZ形成術やW形成術といってケロイドを切除した後の傷を真っ直ぐではなくジグザグの形にして、日常生活の動きで傷にかかる力を多方向に分散させることで再発を防ぐ手術をしますと聞きました。

 

確かにほとんどの形成外科のホームページにはZ形成術で修正したジグザグの傷が、本当にキレイな仕上がりになっている症例写真が載っています。

 

私もA先生の初診でそのことを言ってみたのですが、

 

お父さんそういう方法もありますけど、そのジグザグの傷がケロイドになったら本当に悲惨なのでやりません!

 

と、キッパリと否定されました。

 

たしかにジグザグのケロイドは勘弁だなぁ…ホームページに採用するのは治療が上手くいった症例写真だけで、上手く行かなかった症例も沢山経験されているのでしょうね。

 

抜糸が終わった日からはアトファインという傷痕をキレイに治す効果のあるテープを貼って、リザベンという肥厚性瘢痕治療薬と柴苓湯という漢方薬を1日3回飲むことでケロイドの再発を防ぐとのこと。

 

アトファインのテープは以前使用してかぶれが出たので断念したのですが、コメント欄で貼る前にオリーブオイルやクリームを肌に薄く塗っておくことで痒くなりにくいかもとアドバイスを頂いたので試してみたら、2週間経った今もかぶれることなく続けられています。

 

テープ療法、今回は続けられそうです!嬉しい~ドキドキ

 

貴重な情報を教えて頂いてありがとうございました照れ

 

リザベンという飲み薬はアレルギー反応を防ぎ、傷が治る過程で起こる炎症を抑える効果があるそうです。

 

これも以前クリニックで処方されて飲んでみたのですが、効果はありませんでした。

 

でもA先生曰く、ケロイドが起こってしまってから飲んでも効果はなく、抜糸後すぐに飲み始めないと意味がないとのこと。

 

この薬も毎日真面目に飲んでいます。

 

先日、術後3週間のA先生の診察で経過を診ていただきましたが、傷はキレイで順調とのこと。

 

お父さん今のところは傷はとてもキレイですね。でもね~最初はみんなそうなんですよ。ここからが問題で数ヶ月たって再発してくる人が多いです。

傷が堅くなってきたとか、ウズウズしたりチクチク痛痒くなるような良くない兆候がでできたら、診察に来て下さいね。ケロイドになってきたら、ステロイドの注射を打ちますから。

 

ヒヨコどのくらいの期間再発がなかったら、もう大丈夫そうだって言えるのでしょうか。

 

お父さん数年後に再発する人もいるので何とも言えないですが、目安は1年ですかね。

薬は副作用もあるので長くても半年くらい続ける感じ。テープは1年は貼ってもらうことをお勧めします。

 

ああ、何て長い道のりなの。。。えーん

 

 

でも、手術をして良かったと思えること。

 

2年間あんなに不快でストレスに感じていたケロイドの痛みと痒みがなくなったこと。

 

この2年、傷の痛痒い症状のせいで常にイライラしていた自分に気付く。

 

日常生活でまったく傷のことを意識せずに過ごせるなんて、症状のない状態というのはこんなに快適なんだ。

 

アトファインを貼っているおかげで、傷痕も目にしなくて良いしね。

 

手術をしなくてもステロイドの注射はこの痛痒い炎症を抑える効果が高いらしいので、傷痕の不快な炎症で悩んでいる人はぜひ形成外科で相談することをお勧めします。

 

 

今日はこれからコロナの影響で延ばし延ばしにしていた乳癌検診を受けに行ってきます。

 

ほぼ2年ぶりの検診かな。

 

マンモで傷を思い切り引っ張ることになりそうで、嫌だなぁショボーン