夫と別れて、ずいぶん年月が経ちました。


離婚の理由はいくつもありますが
やっぱり一番の原因は、流産。。。


私の中からいなくなったあの日。
今日でちょうど18年。

無事に生まれてくれていたら、今頃は受験でワーワー言ってる頃。



元夫は数年前に再婚し、おそらくお父さんになっている。


男性はいくつになっても「父親」になれるからいいね。

女性は出産限界年齢があるし。



私は、もう産まない。
いや、もう産めない。



たった一人、身篭った子を、この世に送り出せなかった後悔。


病院で、体のどこも悪くなく、何が原因かわからないと言われた、あの日。

「こういうことはよくあるから。事故にでも遭ったと思って、またすぐ作りなさい。」

先生に言われたけど、その直後、私達は離婚した。


子はかすがい。

この手に抱くことはできなかったけど、私達にとっては、生まれる前でさえ「かすがい」だった。



2年前の手術から、なんとなくだけど
なんとなく、何かを感じることがある。

「何か」は得体の知れない「何か」。


普通は見えるはずのないものが、見えたり・・・。



毎朝、仏壇に手を合わせると、父の気配がしてみたりすることもある。




ベランダに向いたガラス窓。
ベランダに出入りできる大きな窓。
上半分が透明ガラス、下半分はすりガラス。


その透明ガラスとすりガラスの境目あたりに

今朝、母の食事を介助していた時、子供の頭が通り過ぎた。


ほんの一瞬。


頭頂部が少しだけ見えた。



以前から、仏壇に手を合わせて挨拶していると
小さい子供が、ニコ~って笑う顔を感じていた。

お経を読みながら、「あの時の子?」と聞いてみると
満面の笑みで私を見ている。


その笑顔の子供の年齢・・・3歳ぐらい・・・。



そして、今朝ガラスから見えた子供の背丈。

ガラスの高さから、その身長を考えてみると、だいたい100センチ。


ネットで検索してみると、100センチってだいたい3歳ぐらい。



私が感じていた私の子供。

3歳になって、私のそばに来てくれているんだ。


少し前に聞いた話
水子は、軒先から家の中を覗いている。
家の中で幸せそうにしている子供がいたら、くやしくてその子供にイジワルをする。
もし、水子がいて、現に生きている子供になにが良くないことが起きていたら
もしかしたら、水子がヤキモチ焼いて、イジワルしているかもしれない。



私には、あれから子供はいない。

その子が、私の生涯でたった一人の子。

この手に抱くことはできなかったけど、一番愛しい我が子。



ベランダで遊んでいたのかな。
軒先から覗かなくていいから。
危ないから、早く家の中に入りなさいね。



そして、なんとなく浮かんだ名前・・・「未来」

元夫と考えていた名前とは全く違う名前。




もしも、生まれ変われることがあったら
今度こそ
今度こそ、親子で生まれようね。
そして、たくさんたくさん話して、笑って、いっぱい幸せになろうね。



未来ちゃん。



きっとあなたはそう呼んでほしいんだよね。



未来ちゃん。
抱っこしたかったなぁ