今日、母が怪我をしてしまったデイの責任者の方(Nさん)がお見舞いに来られました。

退院後に何度か来られてから、ずいぶん久しぶりです。
名前を言っても分からないのは分かっていましたが、顔を見れば思い出すかと思っていました。


母の部屋に入り、「覚えてる?Nです。お久しぶり~。」 と話しかけられました。
母も 「あら~、久しぶりやね~。覚えてるよ~。当たり前やんか。」 と言い、20分ほど話して帰られました。




帰られた後


   さっきの男の人は誰なんやろ。えらい親切やったけど、会ったことないわ。



あぁ、やっぱりね。
テキトーに話を合わせてたんやな。

そんなことだろうと思いました。
合わなくなって4ヶ月。
覚えてるはずがありません。

笑顔で優しく話してくれる人に、不快な態度をするような母ではありません。
昔からそうでしたから。


母の記憶回路はどのぐらい後退したのでしょうか。。。






今、通っているデイではぼちぼちと仲の良い職員さんもできてきているのですが
やっぱり 「行きたくない」 気持ちが強いようで

帰宅時

  今日でもう辞めます。お世話になりました。ありがとう。


と、送ってくれた職員さんにお別れの言葉を言ったりします。



職員さんは 「あらぁ、辞めるの?寂しいわぁ。明日も来てよ~。お迎えに来るやんか。」と、なだめてくださいます。


私も 「仕事で私もいないし、一人でお留守番しなあかんよ。寂しいやろ。」 とたたみかけると

母も、仕方ないなぁという顔で、「じゃあ、明日もお迎えに来て。」 としぶしぶ。




行けば、それなりに楽しんでいるようなのですが、やはりそれほどの魅力はまだないようで。



怪我をしたデイでは、それが一度もありませんでした。
ほんとに楽しそうにその日あったことを話してくれたり、「今日は楽しかったわ~。」 と言ったり。

やっと母に合ったデイが見つかったと思いました。



母にとっては、とても合う人がいたんだと思うのですが、デイの体制としてはちょっと問題ありの感じでした。

怪我をしてしまったことはもちろん大きな問題ですが、お風呂でころんでシリモチをついたはずなのに、お尻が痛いのではなく足が痛いと言っているのを 『おかしい』 と気づかない状況判断の甘さ。


病院にも連れて行かず、私にも連絡せず、帰宅してあまりに痛がるので私が救急を呼んで病院へ連れて行った事実。




母の気持ちとは裏腹に、デイから引き離すしかなかった。

楽しそうな母を見ていたので、辛い決断でした。





そして、設備が整ったデイへ変わり、5ヶ月。

日に日に元気になっていく母を、嬉しく思っています。
でも、やっぱり 「行きたくない」 気持ちはずっと胸の奥にあるようで、ことあるごとに 「明日はお休み?」、「もうこれで終わりやろ?」 と言います。


しっかりした責任者の方で、私にはとても安心な今のデイ。
不安に思うこと、気がかりなことを相談することができ、どんな些細なことでも、連絡帳にちゃんと手紙が入っていて答えてくださいます。

場合によっては、電話も。



私が初めて頼りにできるデイを見つけました。

でも、母の気持ちにこたえられるだけの 「なにか」 が足りません。



Nさんのいるデイ。
そして、今通っているデイ。


一長一短。



うまくいかないもんやねぇ、お母さん。