また母は痛みに苦しんでいます。

夕飯を食べ、横になった1時間後あたりに、かなりの激痛が母を襲います。


それは相当なもので、ベッド脇につっているカーテンを握り締め


  いたいー!
  いたいー!
  なんで私ばっかりこんな目に合うの!
  いたいー!



デイに電話して昼間の状態を聞いても、特に傷みを訴えることもなく、穏やかに過ごしているとのことでした。

病院でもらった痛み止めを飲ませて1時間。
まだ痛い痛いとうなっています。

うろたえた私はケアマネさんに電話しました。


飲み薬は胃で溶けないことには効かないので、1~2時間ほどしたら効いてくるはずと言われました。

そして、約3時間。
うなって、苦しんで、やっと母は寝つきました。


こんな日が3日続き、あまりに辛そうなので、もう少し強い痛み止めがもらえないか病院に電話してみました。

受診すれば処方されると思うけど、今日は午前で診察は終わってるので、また明日の午前中に来るようにとそっけない対応でした。



でも、今週は生徒が卒業するので、休むわけにはいきません。

また 「痛い、痛い」 夜が来ます。


困り果てて病院の人になんとかならないか食い下がりました。
すると委任状があれば、代理人でも処方してもらえると言われました。


また、ケアマネさんに連絡。
委任状があればいいのなら私が行ってあげると言ってくださいました。




母は毎日デイに通い、食事をしたり、横になったり、お風呂に入ったり。
家にいるよりもたくさん動いています。

最初はそのたくさんの運動量が痛みを誘っているのかと思っていました。
だから、夜になると激痛が来るのかと思いました。

でも、いつも同じような時間帯です。
デイの疲れからくる痛みなら、もっと帰宅してすぐとか、デイにいる間とか、痛みが出てもいいような気がします。



なんかおかしいかもしれない



そんな気がしました。


そして、ケアマネさんにまたしても電話。
ケアマネさんも翌日デイへ様子を見に行ってくださったそうで、デイでの母は笑顔もいっぱいで、ぜんぜん痛みがある様子はなかったそうなのです。



もしかして、思い込み…?




痛み止めを止めました。

そして、「ものすごくよく効く痛み止め」 と言って、痛みがでる前 (夕飯後すぐ) にサプリメントを1錠飲ませてみました。



案の定




その夜はまったく痛みがなく、そのまま朝まで眠りました。



痛くなるかもと言う不安と、家に戻った安心が母の痛みの根源だったのかもしれません。


それから、毎日 「ものすごくよく効く痛み止め」 を飲ませています。
必ず薬を母にちゃんと見せてから飲ませ、痛み止めを飲んだことをしっかりと認識させるようにしました。
もちろん、「ものすごくよく効く」 のフレーズを連呼して。

飲んだと意識に入れば、痛みは出ない。


しかも、ものすごくよく効く痛み止めです。
効かないわけがない。



母は私を信じて、「ものすごくよく効く」 と理解しています。

ものすごくよく効く痛み止めは、時にカルシウムだったり、時に葉酸だったりします。
でも、母はその違いに気づいていません。
同じような大きさで、同じような色。


たぶん、口に含んだ時、少し味のようなものは違うはずなのですが。
その違いに気づけるほど、もう母にはしっかりした理解力はなくなったようです。


日々、穏やかに


それだけを願い、それだけに全力を注いで






お母さん
私を信じてくれて ありがとう。