母は今日、ショートから戻ってきます。
毎週、毎週、あと何日とカウントダウンしながら過ごす母。
かわいそうでたまりません。
そうは言っても、一人で家にいることができなくなった今では、しかたないことではあるんですが。

先週からお気に入りの職員さんがよく勤務に入られるからか、わりに機嫌よくいます。
これまでは、「今日はこんないやなことがあって、すぐに連れて帰ってほしい」的なことをよく言っていました。

それが、先週・今週とまったくなく、快適にいさせてもらっているんだろうなということがはっきりと分かります。
ほんとによかった。
行く度に自責の念にかられているので、ほんとに…よかった。。。



1ヶ月ほど前に一度来られていたおばさん(たぶん70才ぐらい)が、最近度々ショートに来られています。
見た目にも「あぁ認知症だな」と分かる人。
その人がご飯が終わると早く横になりたいようで、食べ終わったらすぐに「寝さして~なぁ」とごね始めます。

すぐに横になると食べた物が逆流して肺に入ったり、むせたりするので、職員さんもすぐには部屋に連れていかず、しばらくテーブルについたまま座らせておかれます。

でも、横になりたいので、ずーっと「寝さして」、「寝さして」と言い続けられます。
そういえば、ずっと「おーい!」と誰かを呼び続けていたおばあさんもいたっけ。
認知症ってしつこくなるんですかね。

昨日も夕飯時分に行った時、いつものように食べ終わった途端に「寝さして~なぁ」が始まり、職員さんが「まだですよ」と言っても我慢できず、とうとう泣き出してしまいました。


なんで私が寝たいっていうてるのに、寝さしてくれへんねん。
もう食べたもん。
お茶も飲んだもん。
なんで寝さしてくれへんねん。


シクシク泣いています。
あっちでもこっちでも食事が終わっていくので、職員さんは順番に食後のお薬を飲ませ、お膳を片付け、とても忙しそうにバタバタされています。

母は泣いている声が気になり、「泣いてはるよ。どないしたんやろ。」とこれまた不安になってきて、食事が止まってしまいました。
「ええから、早く食べて部屋に戻ろう。ちびチャン(プリモプエル)が待ってるよ」と言うと、慌てて食べだしましたが。


このおばさんが初めて来られた時、(たぶん)旦那さんが食事時に来られていて、甲斐甲斐しく食べさせてあげていました。
おばさんもそのときは落ち着いていましたし、旦那さんも「毎日来てやるからな」と励ましておられました。

でも、その日以来、私は旦那さんの顔を見たことがありません。
もしかしたらお昼だけで帰っておられるのかもしれませんが。


世間では「老老介護」で色々な事件が起こっています。
一緒には住めない状況の子供世代、家事をしたことのない高齢の夫が妻を介護。
とても悲しい現実です。
働かないと食べてはいけません。
だから私も母をあずけて仕事をします。
分かっているけど、この状況が「心に安心」を持つことを否定します。

毎日、不安です。
毎日、怖いです。

明日、いえ今日、私が事故に遭って死んだら…
母はその瞬間からどうなるのでしょう。
私の代わりをしてくれる人はこの世にはいません。

せめて思うのは、一日でもいいから私が母より長生きすること。
人の寿命は分かりません。
分からないから、頑張ります。


                頑張っています