お久しぶりです。チョコキノコです。

このブログを見てくれている人がいるのかどうか、若干、ナゾですが・・・


このブログをいじるのは約1ヶ月ぶりですかね・・・


1ヶ月。


短いようで、長い1ヶ月でした。

わたしの人生のターニングポイントだったのかもしれません。


実は、また受験をしていました。

大学受験です。

一昨年、去年も大学受験をしたので、今年は2浪ってことですかね。


今年は歯学部に合格することができました。

春から歯学部生です。



無事、合格することができたので、いままで書きたかったことをここに書こうかとおもいます。



わたしは現役、1浪時代は医学部を第一志望にしていたのですが、見事、玉砕。

全滅した後に、あわてて出願した某私大の経済学部に入学する。


というわけで、去年の春、経済学部に入学したのですが、春の時点で大学が嫌になってしまい、再度、大学受験をしようと思うのですが。。。

周りのペースに乗って、すっかり遊んでしまい、大学生活をちょっぴり謳歌してしまう。



そして、6月。


予備校時代の人と、一回だけ映画を見に行きました。

彼のブログ上での名前はアドルフです。


ダヴィンチコードを見ました。


実は、彼と映画を見に行ったあと、ものすごく凹みました。

その凹んだ理由を、いまからここに書こうかと思います。


ものすごく悔しい思いをしました。

もう、こんな思いをするのは後にも先にもないと思いたいです。


映画を見た帰り、一緒に電車に乗っていたら、彼がこんなことを言いました。



『自分は文Ⅰに落ちたから、学歴主義者にはならない。』



彼は、同い年で、東京大学の文科Ⅰ類を目指していたそうですが、現役時代、1浪時代ともに

結果は不合格で、慶応大学の経済学部に入学した人です。


わたしが通っていた大学の経済学部は慶応大学の足元にも及ばない存在だと思います。

というより、客観的にみてそう考えざるを得ないというか。

いわゆるマーチ(明治とかのことだよね? あんまり、こーゆー用語に詳しくないのよね。)でもないので。

ええ、マーチ以下です。

彼もそれを知っていて、上記のセリフを言ったのですよ。



これを、聞いて。わたしが感じたこと。



完全に馬鹿にされたな、って。


東大以外は誇る学歴じゃない、と言いつつ、慶応であることを彼は誇りに思っているわけなのだから。




この後はしばらく凹んでました。

大学の人たちには病んでるって言われました。


今まで、こんなに凹んだことは多分ないです。

理由は、わたしが浅はかだったということを、認めざるを得なかったからです。


あの大学にいるってことは、こーゆーことを言われること。

それを、言われて初めて気付いたのだから。


なんで、言われるまでわからなかったんだろ。

わたしが温室育ちで世間を知らないせいかもしれません。


あまりの悔しさに今では腹が立つ。


でも、このときの悔しさを原動力にして受験勉強ができたから、少しは彼に感謝すべきなのかもしれませんね。

そう、この時に、絶対にこいつに仕返しをしてやる! って思いました。
具体的に仕返しとは、『医師になって見返してやる!!』ってことなのですが・・・・


でも、人間ってときがたつと忘れちゃうんですね。。。


春は『再受験しよう!』と思っていたのに、夏には、諦めモードになってしまい・・・


9月、完全に諦めモードに入ります。バイトしてみたりとか。


そして、10月。


予備校時代の知り合いのライブに行って、久々に予備校時代の人に会う。ちなみに主催者は東大生。
やっぱり、彼はすごいと思う。人付き合いも大事にして、受験勉強も大事にし、そして自分の趣味の音楽も大事にしているから。
そんな彼には、やはり多くの人が魅了されて、彼のライブを見にきます。
ライブに来たひとたちは、1浪で大学に入った人がほとんど。出会いが浪人時代の予備校だしね。中には2浪中~って人も来てたけど。
わたしは、その友人たちと接していて、こーゆー人たちの集団にいたいな、と思った。
でも、こーゆー人たちは大学にはいないな、とも思った。


その時は、大学の人たちと、彼らとの違いがわからなかったのだけど、今なら説明できる。


それは、予備校時代に知り合った友人たちが輝いているということ。


やっぱり、輝いている人たちって魅力的ですよね。

では、輝いている人と、そうでない人との違いは何か?


それは、自分に自信をもっているかどうか、だとわたしは思う。

実際のところ、予備校時代の友人たちはみな、わたしの大学のひとたちよりもはるかに金銭的に恵まれていて、いい暮らしをしているが、わたしが言いたい『輝き』は金銭的なものだけではないと思う。


なぜなら、輝いて見える人っていうのは、ブランド物の洋服を着て、高価な宝石を身につけることじゃないと思うから。


自分に自信を持って生きる。


だから輝いて見える。


みなさんもそう思いませんか?


金銭的なことで、少し気になったのですが・・・


大学の学食で、クラスメートのカルメンがヴィトンのバッグを持って現れました。
わたしは全然、気にしていなかったのですが、

ニコールはすぐさま 「あれ、新しいバッグじゃない? どーしたんだろ? 誰かに買ってもらったのかな?」

と言い出し、気になって仕方がないようです。

大学の子たちって、みんな、ブランド物のバッグを持っていたり、ブランド物のコスメ(ディオール、シャネル、ランコムといったカウンターコスメ類)を持っていたりするけど、

『今日はお金がないから食費は節約!!』と言って昼食代をケチったり、『今日は財布の中に14円しかなーい!!』なんて言ってたりするのですよ。

お金の使い方の優先順位が間違っているな~とか日々思ってみたり。


そしてね、予備校時代の友人たちって、東大生とか早稲田とか慶応とか私大医学部とか、いわゆる有名校だったりして、リッチ、派手なイメージが真っ先に浮かぶけど、そうでもないよ。
だれもヴィトンのバッグなんてぶら下げてないし。服装も、わたしの大学の人のほうが派手な気がする。みんな自然体なのかな? ここで言う自然体ってゆーのは、裸とかってゆー意味じゃなくて、無理をしていないってこと。
自分に自信があれば、無理をしなくてすむしね。


自分がより自然体でいられる人たちと一緒にいたい。

そう思ったの。

でも、みなさんが素晴らしすぎて、劣等感を強く感じちゃう自分がいることに気付いた。


やっぱり、受験しようと再び決意する!


そして11月は模試を受けたりした。


志望学部は国公立の歯学部にした。
経済という学問に興味をもてないことが、大学を変えようと思った理由のひとつだから。
ただ、大学のレベルが低いからじゃなくて、自分が本当に学びたいことは医療だと思ったから。


12月、1月は大学の後期試験を受けつつ、受験勉強をする。


予備校時代の友人たちのなかにも、再受験組がいたりして、『みんな頑張ってるな~ わたしも頑張らなきゃ!』と思い、家にこもってひたすら勉強~。
しかし、センター試験で思うように点数がとれないな~と思い、1月に入ってすぐに、私立型に切り替える。センター私立でどっか受かればそれでよし!戦法をとったのですよ。


センター試験本番、数学でこけました。ハイ。化学も足らないですね~。 

個人的には、まったく勉強しないで、勘で解いた国語が129点もとれたのがビックリなのですが。


その後、2期募集だけ出願することにする。
センター私立で決めようと思っていたから、化学Ⅰの分野は勉強してあったけど、化学Ⅱの分野を勉強していなかったから。勉強してない分野を2期募集までの期間に勉強しようと思ったの。
後で知ったのだけど、1期募集でも化学Ⅰのみ、つまりセンター試験と範囲が一緒ってゆー大学がいくつかありました。てか、1期募集のほうがはるかに倍率低いね。募集人数が違うしね。



そして、3月入試で無事、合格することができてホットしてます。


2期募集は3校受験したのだけど、

まず①校目を受験→①校目の発表(不合格)→その翌日に②校目の受験→②校目の発表(不合格)→翌日に③校目の受験

といった流れで、結構、精神的に鍛えられましたね。いや、かなりかな?
徐々に首に巻かれた縄を締め付けられていく感じですね。


③校目の受験が終わった瞬間、何故か泣きたくなりました。 なんでだろ?
疲れが溜まっていたのかもしれませんね。


こうやって、去年の3月に受験を終わらせてからの1年間を簡単に振り返ってみました。


今回の受験を通して、わかったことなのですが、わたしって受験勉強を1ヶ月以上することが出来ない人間みたいです。

じゃあ、浪人時代は何してたんだよ?とか言うツッコミはなしで。
浪人時代はほとんど寝てたなぁ。今思うともったいないなぁ。予備校の授業料とかね。
超・集中して勉強するのは2週間がおそらく限度だな~っと痛感しました。


しかし、歯学部に入学して、歯科医師になるためには、国家試験に合格しなければいけません。
国家試験が1ヶ月程度の勉強で受かるものじゃないことは、よーくわかっていいます。親戚に、医学部で国試浪人した人がいるので。あのときの一族中の冷ややかな扱いは今でも覚えていますよ。
やっぱり、日々の努力が大事ですよね! これからは絶対にこつこつと勉強していこうと思います。やっぱり、日々の努力に勝るものはないと思う。



よく考えたら、わたしの人生っていままで失敗だらけかもしれません。
でも、今回の件でやっとわかったんです。


失敗することの意味が。


そして、物事を深く考えることの重要性を。



失敗することに意味がある


ということは、その失敗を生かして、成功に結びつけるためなんだと思う。

そのためには失敗したことについて深く考えなきゃいけない。


失敗したことを人のせいにするのは簡単なことだけど、それじゃ進歩がない。
人のせいにした時点で、思考が停止してしまうから。


なんで、自分は失敗したのか? どこがいけなかったのか? 何が原因なんだろう? これを克服するためには何をすべきか?



1日24時間という時間はみな平等に与えられています。
それをどう過ごすかは本人次第。


現役、一浪時代にわたしが受験に失敗した原因はあきらかにわたしに努力不足です。
目標は高いのに、それに見合う努力をしていないから。



2006年。よく考えさせられた一年間でした。


上記のような考えに至ったのが20歳のとき。というのが情けない。
こーゆーことって、きっと、わかっている人は高校生のときにわかっているんだよねぇ~、 とか思った。
わたしは、人より気付くのが遅かったかもしれませんが、一生気付かないでいるよりは、今、気付くことができたので、それでよかったと思います。
一生、失敗して、それを原因追及しないで放置していくなんて悲しすぎるし。
失敗は成功のもとってゆーけど、それじゃ腐敗のもとになっちゃうよ。


というわけで、去年の春から約1年間お世話になった某私大経済学部を退学することにしました。
大学って辞めるにもお金がかかるんですね。知りませんでしたよ。
正確に言うと、証紙代がかかるんです。数百円ですよ。


辞める大学について、わたしは馬鹿にしたりするつもりはありません。
実は、結構愛着があったりします。
現役、1浪時代に医学部が全滅して、「大学」と名の付くところに合格した経験のないわたしに、はじめて合格をくれた大学なのですから。

それに、自分の選択を間違ったなんて思ったら、今の自分を否定することになる。

すべてが今の自分を構成している大事な要素だと思う。どれかひとつでも欠けていたら、今の自分は成り立たないと思うから。


そして、とにかく両親には感謝してます。
『女の子なのに浪人なんてー!』とか言う親じゃないので、とてもありがたいです。
てか、2浪の女の子って限りなくマイノリティーだよね? わたしの知り合いにひとりいるけど。

学費に関しても、私立の歯学部の学費を出してくれるなんて、大変あいりがたいと思っています。
できれば、来年からは奨学金をもらえるような成績をとりたいです。入学試験で優秀だと、1年次から奨学金がもらえるのだけど、なぜが2期募集は奨学金の適用外なので、1年次には奨学金がもらえないのよ。
大学独自の奨学金は返済しなくていいタイプの奨学金があるので、来年はそれを狙います。



親はもちろん、我がファミリーがあるのは立派なご先祖さまがいてこそ。
私は、自分の曽祖父に会ったことはないのですが、彼は一族はもちろん、田舎中のひとに『すごい人だ』と言って尊敬されています。
曽祖父自身は寺子屋程度の教育しか受けていないそうなのですが、彼は自分の子供達はもちろん、自分の兄弟までも学校に行かせています。一生涯、真面目に働いていたそうです。
それでも、曽祖父は祖父を私立の医学部に行かせることは無理だったそうです。
祖父は私立の医学部(たしか今で言う日本医科大学だった気がする)に合格したけれど、曽祖父が『「農」がつくところじゃなきゃダメだ』と言い、学費をだしてくれなかったそうです。
いくら地主とはいえ、田舎の百姓に医学部の学費は無理だったのでしょう。
畑仕事が嫌いで苦手だけど、お勉強はできる祖父は、祖父なりに将来を考えた上で医学部に行きたかったのでしょうけど。
結局、祖父は東京帝大農学部付属なちゃら~ってゆー教員養成所(現、筑波大付属駒場)に行き、そこを卒業して教員になりました。現在、94歳で幸せそうにしてます。
2代前だったら、学費を払ってもらえなかったんだなぁ~と、自分がいま置かれている環境をとても幸せだと思います。



突然ではありますが、今回の記事をもちまして、このブログは終わりにしたいと思います。
このブログは経済学部時代のわたしの記録ということにしようかと。
そして、また新しく、アメーバブログにてブログを作成しました。


最後になりましたが、このブログを通して、知り合えた人、わたしをいつも支えてくれる友人たちにとても感謝しています。

ここに、新しいブログのアドレスは書きませんが、メールとかメッセージをくれたら教えちゃいます! てか、教えたい!

アドレスはこちら→ chocokinoco@hotmail.co.jp




みなさんにも素敵な春がきますように。


2007年 3月14日 (あ、ホワイトデーだ。) チョコキノコ




以下、私信です。


まりこさんへ

メッセージどうもありがとうございます。まりこさんのアカウントが削除されてしまっているので、メッセージのお返事をかけなくて。。。
素敵な女医さん目指して頑張ってくださいね!


成功する方法は、たった一つだ。

成功するまで、失敗し続けることだ。




なんだか、すばらしい言葉を見つけたのでここに掲載します。

失敗することも大事。。。