スーパーでの出来事。
エスカレーターを降りてB1の売り場に着くと、
遠くから、「ママ!! ママ==!!」と男の子の泣き声が・・・
入口近くにいた女性が「ハーイ!」と答えながら、
魚を選んでいた。
あ、この人がママね。
そう思いながら、私は奥の売り場へ向かった。
「ママ!!」音が大きくなっていった。<<<
すると、泣いている男の子がいた。
「ママ!ママァァ!」
連呼しても、ママの返事はなかった。
この世の終わりのような絶望的な顔をしていた。
小さいから人混みに紛れて、ママの居場所が見えない。
ママのところに連れてってあげようかな、そう思った。
でも、最近の子供は知らない人にはついていっちゃいけないと
言われているはずだ。
どうしよう。
私は、とっさに男の子に言った。
『ママね、入口の方のお魚売り場にいたよ。』
「エ??」
男の子は、なんでこの人ママの居場所知ってるの?
そんな不思議な顔をしていた。
だよね。笑
ちゃんと会えたのかなと思い、周りを見回すと、
お菓子売り場でママと一緒にいるのが目に入った。
ヨカッタネ!
でも、キミが絶望的な危機に陥ってるとき、
ママは1円でも安くて、新鮮な魚を選ぶのに必死になってたよ。
キミの声は完全に魚に負けてたよ。
・・・とは言えない。