早いもので、今年も半分が過ぎようとしていますね。


皆さま、お変わりないでしょうか。



シアターキューブリック 

劇団結成20周年公演の第一弾

『幸せな孤独な薔薇』


無事に開幕し、無事に幕を閉じることができました。




劇場に足を運んでくださった皆さま


様々な場所から応援してくださった皆さま


関係者の皆さま


本当にありがとうございました。





当たり前と思っていた日常が一転してから、

1年以上が経過しました。



去年の公演時には制作として、

上京するつもりで宿をおさえていましたが


その時は、状況も分からない中


遠方メンバーが受付で接客することは

リスクが大きすぎるのではないか


東京に来ない方がいいのではないか


では一体、誰が受付を担うのか


様々な話が錯綜していたのに


それも虚しく、公演は延期に。






1年という年月の中で私の状況も一変し

上京が難しくなってしまい

遠方でも対応できることをやっておりました。



劇場でお会いすることができず

本当に申し訳ありませんでした。





個人的にはナマモノの舞台が好きですが

ひょんなことからライブ配信を観るようになり

こういった楽しみ方もありだなぁ…


と思うようになったのですが


 

『幸せな孤独な薔薇』の配信を観て


あー。なんか、悔しい。


生で観たかった。




劇場にはどんな香りが漂っていたのだろう


どんな空気が流れていたのだろう


そして、お客様はどんな表情で

客席から出てこられたのだろう




そう思えてなりませんでした。






正直なところ、この作品について話すことは


劇団員としては憚られる思いがあるため


一観客としての感想ですが……



なんだか考えさせられる、


余韻の残る、この感触こそ


エンターテイメントの醍醐味のひとつだなぁと


思う今日この頃。






なんだろう、このご時世だからでしょうか


ドラマも映画も考えさせられるものが多い気がして




そう考えると


もちろん、予定通りが1番ですが


1年という延期の期間は決して無駄ではなく


この1年を経てこそ放たれた輝きを感じました。






話がまとまらなくなってきましたね……






本当にありがとうございました。






また、元気にお会いできることを

心待ちにしております。