●つらい育児~罪悪感を持ってもいい、他者の力を借りて。
「育児がつらい」、という書き込みや相談を見聞きすると、同じように育児で辛かったことがある私は、居ても立っても居られない。
そんな気持ちになることがあります。
体力や産後の体調不良などで、ツライ、という場合もあります。
それより、私が気にかかるのは、ママになった女性の心のこと。
それは、私自身が経験してきたことだから、だと思います。
私事になりますが、産直後から、2年くらいは、辛くてしょうがなかったです。
特に、産後3か月くらいかな・・もう、ピーク・・
娘の泣き声を聞くのが辛くって辛くって・・
人に頼ることが下手。
弱音を吐くことが出来ない。
都会のマンション住まいの「孤育て」。
明日に希望が持てない・・
絶望感で、いっぱいでした。
私の場合は、自分の「インナーチャイルドが癒されていなかった」。
これが、大きな原因だったなぁ。
・・と、癒しがある程度進んだ今、当時の自分を分析して、そう思います。
赤ちゃんが産まれて、世話をするのが当然・・!
しかも、完ぺき主義でいい子ちゃんだった私は、「ちゃんとしなきゃ」って自分で自分にプレッシャーかけてた。
誰に見られているわけでも、チェックされているわけでもないのに、人一倍、肩に力が入っていました。
(インナーマザーに見張られてた;)
自分の心の声というものを、まったく聴けていませんでした。
そんな私の救いになったのは、カウンセリングやセラピー、ヒーリングです。
そして、コミュニケーション講座も。
(これは、人の話を聴くを学ぶってことですが、そのためには、自分の声を拾って聴くことができていることが大前提と、深いぃ講座。
とっても学びが多かったです。)
ですが、それ以前に、私をまず救ったのは、保育園の一時保育を利用する、ということでした。
(私の心は、さらなる自分の時間を必要としていることに後に気付いたので、ついには、毎日預けることに。)
当時、私は、週に、1~2日、働くことがあるかどうか、しかも、フルタイムではありません。
それでも、毎月、毎月、預かってもらえる保育園の存在がとてもありがたかったです。
どうしようもない状態の私を助けてくれる施設でした。
保育園の存在がなければ、自分の時間を確保できなかった。
自分の心の声を深く聴く機会はなかなか持てなかったと思うのです。
でも・・・利用開始当時は、罪悪感がぬぐえませんでした。
働いてもないのに・・・
主婦同然なのに・・・
稼ぎがほぼないに等しいのに・・・
「こんな私が保育園を毎日利用できるはずがない。」
「私は、保育園を利用する資格はない。」
そう、自分をジャッジしていたんです。
お金がもったいない・・とも何度も思いました。
なんて贅沢をしているんやろう・・とも。
でも、罪悪感を持ちながらも、得られた一人の自由な時間。
そこで過ごした時間・体験したことは、私の財産となったと思います。
おかげで、30余年、軽んじてきた自分を大切にすることが出来るようになったんですもの!
望ましくない「世代間連鎖」を断ち切ることが出来つつある・・!
今、とても生きやすくなっています・・・。
私がそうだから、というのもありますが、「育児がツライ」、という方は、自己肯定感・自己価値・自己尊重・・そういったものが低い傾向があると思います。
だから、他者のサービスを利用したり、など、他人の手を借りることが苦手だったり、罪悪感を伴うことがある。
でも、最初は、罪悪感を持ったっていい・・
そう思います。
辛かったら。。。
自分も、子どもも、どうにかしてしまいそう、どうにかなってしまいそうって思ったら・・
とにかく、アクションを・・・
当時の自分に声をかけるつもりで、この記事を書きます。
かけがえのない自分を大切に。
「迷惑をかけてしまう」、って思ってもいい。
世界は、実は愛に溢れている・・!
先月末で、産後1年半(一時保育期間を入れると2年ほど。)お世話になった保育園を退園することにしました。
心の声や、何か不思議な力が私を育児に向けているのを感じて。
自らの選択に責任を持っての行動です^^
もしかしたら、「育児がつらい」と思っていた私の心の奥底の声
それは、「育児を楽しみたい」だったのかな、と思います^^
人それぞれ、望む未来は違うけど、そこが見えなかったり、どうにも遠いような気がすると悩みが生まれることがあると思います。
あなたさまの育児がツライ・・っていうのは、自分自身が望む何かにご自分が気づくきっかけなのかも、しれません^^