小学校・中学校 (人によっては、高校まで)・・と毛筆とのお付き合いは
長く続きます。
書道の授業が学校であった日のお子様の筆は
どうなっていますか?
保護者の皆さま、ちょっと気にしてみてくださると
筆がより喜ぶかもしれません。
お子様にも道具を丁寧に扱う良さをわかってもらえるといいな・・
・・ということで、今回は、筆のケアについてです。
私は、書道の後は、筆をお教室で洗い
そのあと、お稽古で白い部分が多く残った半紙で、水を拭き取り
未使用の半紙 OR ほとんど使用していない半紙に
優しくくるんで(水滴をさらに吸収してくれる効果あり。)バッグに入れて帰ります。
その後、自宅でもう一度、軽く洗い、穂先を整え
逆さにして、フックにかけて干します。
(筆の持ち手の先に、輪っかがあるので、それをフックにかけます)
半日ほど経つと、下のほうに、
洗い流し切れていない墨がたまってきます。
で、余裕のあるときは、最後にもう一度、洗います。
都合3回洗っています。
余裕がないと、書道教室で洗ったまま、次の書道のときまで
そのままというときもあります。
が、3回洗うという行程を踏むと、もう、乾いても、下のほうに墨はたまりません。
乾いたら、軽い指の力で気持ちよく筆全体がばらけます。
これで完成。
次の出番までお休み。
筆がさらさらにシャンプーされて、ドライしてもらってリラックスしてる感じです~。
筆に墨が残っているままだと、墨が固まってしまい、いざ使うときに、
指に力を必要以上にいれて、筆をほぐす必要があり
筆がちょっとかわいそうです![]()
筆が割れやすくなり、書きにくくなるから
そのせいで書に対する苦手意識が芽生えるかもしれないし
筆の寿命も縮みます。
道具は大切に使って、愛情をもってケアしてほしいな![]()
余談①
書道バッグにタオルを入れているお子さまを見ました・・・が
墨で真っ黒で、汚れたまま、長い間 鞄に入れているようで
タオルとしてのお役目を果たしていないように思いました。
タオルは、一回一回洗うことができなければ、持たなくてよいと思います。
半紙や、あるいは新聞紙が、タオルの役割をしてくれます。
余談②
近頃は学校での書道の時間では、筆を洗う時間の関係などで
筆を洗わせてくれない学校もあると聞きます。とても残念です。
筆は、すぐ洗わないと時間の経過とともに
墨が筆をガチガチに固めて、筆がどんどん扱いにくくなるんです。
学校で洗うことができなければ、
遅くともその日のうちに洗ってほしいなと思います。
余談③
家でお子様に筆を洗わせるのが洗面所だとすぐに黒くなって困る
というお声も耳にしました。
私も洗面所では洗いたくない・・・
私の実家は、戸建で、庭に水道栓があったので
実家では、いつも外で筆を洗っていましたが、現在は、マンション住まい・・
考えた結果、大きな声で言えないのですが、キッチンのシンクで洗っています。
(あ、言っちゃった)
まあ、お教室で洗ってきているので、仕上げ洗いですが・・
でも食べ物を扱う場所で・・と内心抵抗はあるのですが
シンクはステンレスで汚れに強いので、そこで洗うことにしています。
以上、何かお役に立てばいいなと思い、書いてみました。