センターも失敗、二次試験もうまくいかなかった。だからダメだろう。
そう思ってはいても、単に思っているだけなのと、実際に不合格がわかることとは違うようでした。合格発表で自分の番号がないとわかると、かなりショックを受けていました。ベッドの中に潜り込んで出てきませんでした。
一方私はというと、すぐに来年度に気持ちを切り替えられました。とにかく来年必ず受かるんだから大丈夫だよ、と根拠のない意味不明な自信を持っていました。そして自分も何かしたいと思い、ブログを始めることにしました。
しばらくして部屋に様子を見に行くと、「明日東北大行きたくない。受けにいかなくていい?」と聞いてきました。
私
いいよ。嫌なら無理に行かなくて。
子
受けに行った方がいいと思う?
私
うん。せっかく後期受験を経験するチャンスを持っているわけだから。
来年東大を受けるにしても、必ず国立後期にも出願するよね。その時にどういう感じだったか、経験しているのとしていないのとでは違うと思う。東北って行ったことないし、観光気分でどんな感じか見てきたら?ホテルの朝食バイキングもついてたし、牛タンとか美味しいと思うよ。好きなもの好きなだけ食べてきていいからね。
もちろん、嫌なら無理に行くことないよ。
子
わかった…。
夜になって、「やっぱり受けに行く」と言いました。本人なりに来年に向けてスタートをきったのか、それとも単に一人旅のつもりで気分転換をしようとしているのかはわかりませんでしたが、とにかく一歩前進しました。
下の子がいるので私は一緒には行けませんでした。切符もまだ買っていなかったし、東北新幹線には乗ったことがなかったので、東京駅までは見送りに行くことにしました。仙台に着くのは1時ごろにしたような気がします。
新幹線の中で駅弁を食べて、仙台に着いたらホテルに荷物を預けて東北大の下見をし、ウロウロブラブラしてホテルに戻るというイメージで時間を決めました。
とにかく楽しいイメージを持たせたいと思い、その夜は美味しいお店や、ホテルの朝食バイキングのメニューを調べたりしました。朝食バイキングはとても美味しそうでした。郷土料理もあるようで、これ食べようあれ食べようと、だんだん気持ちが後期試験に向いていったと思います。