子供の頃から、大人になった最近まで、ときどき思い出す体験がある。

それをふとしたとき、思い出しては、「あー恥ずかしい!恥ずかしすぎる!」とまた心に蓋をして、なかったことにならないかなーと思っていた。

本当に内容としてはしょうもないことなんだけど。

保育園の年長さんのとき、ドッチボールをしたとき、大好きな女の子のお友達と同じチームになれず、そのお友達が他の子と同じチームになったことをすごく喜んでいて、それが悲しくて泣いてしまった。先生にも友達にも泣いている理由を聞かれたけど、年長にもなってこんなことで泣いていることが恥ずかしくて、言えなかった。

両親が忙しいときに、祖父母の家に遊びに行ったとき。祖父が週刊誌を読んでいて、エッチな写真が載っていた。それを祖母がおじいちゃん変なの読んでスケベやなーと冗談を言った。なんと言って返事をしていいかわからず、おじいちゃんはスケベじゃないよーと泣いた。これもこんなことで泣いてしまったことが恥ずかしかった。恥ずかしいから、親には言わないでと祖母にお願いした。

つながっていないかもしれないけど、この泣いてしまって恥ずかしかった体験が根っこになっているかもしれないと最近思った。

子供がしょうもないことで全力で泣いているのに、イライラしていた根っこはここにあるのかな。

そういえば、最近は子供が泣いても、あまりイライラしない。むしろほっとけるくらい。私に対しては泣いて訴えてるとき以外は、兄弟げんかで泣いていてもあまり気にならない。

こういう何回も思い出す、恥ずかしかったとか、悲しかった体験に蓋をせずに、ひとつひとつ開けていって、癒していきたい。